KDDI(au)は4日、指定する生命保険への加入で携帯電話通信料を割り引くサービスを始めると発表した。ウェブサイトで5日から扱う生保に加入すれば通信料を月200円、5年間割り引く。携帯業界初で、「格安スマホ」が増える中で顧客を囲い込む。 auがサイトで売るのはライフネット生命保険の3商品で、掛け捨て型や女性向け医療保険など。auの一部の系列販売店では保険の相談に乗るが、加入はできない。 携帯大手は、通信料が半額以下の「格安スマホ」への顧客流出を食い止めるのが課題だ。生保は加入後の乗り換えが少なく、セット加入で自社携帯を長く利用してもらう思惑がある。NTTドコモも今夏から、系列販売店で日本生命保険の商品を扱う予定だ。 保険業法は、公益性の高い保険で契約者間の不公平が生じないように、保険料の割引を禁じている。auは今回のセット割引では、「割り引くのは通信料」として、問題ないとしている。 auは
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