2010年に本書の日本語版が発売された頃、「シェアリングサービス」における現在の状況を、ここまで明確にイメージできた人はどれくらいいたのだろうか? 「Airbnb」「Uber」といった昨今のサービスの躍進とともに、かつて本書で投げかけられたシェアの意義は、より現実的な課題としても捉えられつつある。このような状況から、本書は内容もそのままに再びペーパーバック版として刊行された。新しく書き下ろされた小林 弘人氏の日本語版解説を掲載する。(HONZ編集部) <メルカリ>というサービスをご存知だろうか? 日本の若い世代を中心に大躍進を遂げている同サービスは、計120億円以上の資金調達に成功。大手オークションサイトが売上に翳りを見せるなか、リユースのサービスにもかかわらず、本書で言うところの「サービス・エンビー(誰かが使っているのが羨ましくて、思わず加入したくなるようなサービス)」なスマホアプリとし
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