調査会社のMMD研究所は2016年4月21日、格安SIMサービスの通信速度に関する調査結果を発表した。結果を箱ひげ図で示した結果、中央値が高かったのはFREETEL SIMで13.9Mbps、次いでUQmobileが8.2Mbps、楽天モバイルが7.4Mbpsとなった(図)。 2016年3月28日~4月1日の平日5日間、東京、大阪、名古屋、福岡、札幌の全国主要5都市の各駅3カ所ずつ、「Ookla Speedtest.net」を利用して計測した。その結果をデータのばらつきを示す箱ひげ図で示した。 箱ひげ図の「箱の高さ(75%値)」に着目すると、UQmobileが20.5Mbpsで最も高く、mineo(au)が16.8Mbps、FREETEL SIMが16.6Mbps、IIJ mioが14.3Mbpsで続いた。 中央値、箱の高さが高い5社の中で、速度の安定性の目安となる箱の長さ(箱の長さが短い