国内アマチュアボクシングを統括する日本ボクシング連盟の山根明会長(78)が2日、フジテレビの電話取材に応じ、同連盟の疑惑を指摘した告発状について助成金流用を除き全面否定した。都道府県連盟の幹部や元選手ら有志333人がつくる「日本ボクシングを再興する会」が告発状を提出して以来、同会長が肉声で見解を示したのは初めて。法的手段に訴える可能性と反論会見を開く意向も明らかになった。 山根会長は1日の全国高校総体(インターハイ)開会式を欠席した理由を、大腸ポリープの手術を受けるために入院していたと説明。ポリープを8個除去して退院し、現在は大阪市内にいると明かした。その上で、同会長の関与や影響による数々の問題を指摘した告発状について「全部がウソ。だから受けて立つ」と全面対決する姿勢を示した。共同通信のインタビューには法的措置を取る可能性について「考えている。名誉毀損(きそん)ですね」と対抗手段を検討する
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