平野博文文部科学相は28日、大学入試の抜本的な改善策を示すよう中央教育審議会に諮問した。国際化や少子高齢化が進み社会構造が大きく変わる中、教科の知識量を問う筆記試験が中心の従来型入試では次世代を担うリーダーやグローバル人材は育ちにくいと指摘。志願者の意欲・能力・適性を総合的に評価する入試への転換を求めており、自らが考え、行動できる人材の育成を目指す。中教審は同日の総会で、特別部会を設けて近く議
相次ぐいじめや不登校など複雑化する学校の課題に対応できる実践的な指導力を持った教員を育成するため、中教審=中央教育審議会は教員養成の在り方を見直し、大学の4年間に加え大学院での「修士課程」を履修させるよう、平野文部科学大臣に答申しました。 これは、中教審の三村明夫会長が、平野文部科学大臣に答申したものです。 それによりますと、グローバル化や少子高齢化と社会が大きく変化し、いじめや不登校など生徒指導上の課題が複雑化するなかで、教員には高度な専門知識と実践的な指導力が求められるとしています。 このため、教員としての基礎的な知識や技能を学ぶ大学4年間の「学士課程」に加え、大学院で1年から2年程度の「修士課程」を履修し、学校現場で長期間の実習を行うなどして教科や生徒指導の実践的な力をつけさせるとしています。 これに伴い、教員免許の新たな制度も設けるとしていて、当面はこれまでどおり、大卒者にも教員免
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