近年ブームになっている会社員の副業。さまざまな副業が世にあふれる中、一風変わった仕事で注目を集める人物がいる。「ラブレター代筆屋」の小林慎太郎さん(Twitter:@DenshinWorks)だ。 彼はIT企業の管理本部で本部長を務めながら、副業でラブレター代筆屋を営んでいる。仕事として成り立つのか疑問に思うところだが、依頼はコンスタントに舞い込んでくるそうだ。 メディアでもたびたび取り上げられ、今では順調に依頼をこなす小林さん。しかし代筆屋を始めたばかりの頃は、本人も想像していなかった苦労があった。彼はなぜ、ラブレターの代筆をビジネスにしようと思ったのか。 LINEなどメッセージアプリでの告白が主流となった現代。そもそもラブレターの代筆を頼む人はどれくらいいるのだろうか。 「月の依頼数は1~2件ほど。多い時で月5件くらいです。依頼人は男性が7割・女性が3割で、30代~40代の方から多くご