ユビキタス・キャプチャー、ライフログ、名称はなんでもいいのですが、なぜそこまで「記録」にこだわるのかわからないという人、実は多いのではないでしょうか? 著名な方がおおぜい「ライフログ」と口にしていると、その価値は自明のことのように思われます。 でも一方で、実際の人生を前にログをとることばかりに集中しているのは、見事な景勝を前にしてファインダーをのぞき込んで写真ばかりとっている状況に似ているのではないかという指摘もありうるでしょう。「いい加減視線をあげてちゃんと目に焼き付けろよ!」というわけです。 大事なことは、ログは自分自身ではありませんし、経験は体験に置き換わらないという点です。それならば、何を、どれだけ、なぜ、ログするのでしょうか? それはどんな手間と喜びと価値をもたらすのでしょう? そんな「濃い」話題に触れてみたいという方のために、「モレスキン 人生を入れる61の使い方」の出版、なら