任天堂97カップの歴史は、原作の世代から、 幾度も吹雪という名の天災に見舞われてきた歴史…。 今こそ話そう。ここ1年で(初代VCに)何があったのかを。 最強の技《吹雪》を中心とする新たな強弱関係 1997年に開催された第1回ポケモンリーグ任天堂公式トーナメントを再現したGBコロシアム通信対戦のニンテンドウカップ'97の対戦環境で象徴的な技は、吹雪である。登場当初の吹雪は命中率90%、30%の確率で凍り状態の追加効果の大技であり、おまけに当時の凍りは通信対戦中では、相手から火傷状態の追加効果の発生する攻撃技か、黒い霧を受けない限り、回復手段がなく、瀕死と違って場から自動的に退場しないため、凍りのままでは相手の積み技の起点となってしまいやすい。吹雪の凍りを遮る手段は氷属性を持ったポケモンのみ。 ヒストリアカップ開幕直前の対戦環境 当初は吹雪の凍りをあまり深く考慮せずに組んだ人が多かったため、単