サフラーのピラミッドから新たな部屋を発見 このピラミッドは、紀元前2400年にさかのぼるエジプト第5王朝の2番目のファラオ、サフラー王(紀元前25世紀初頭)にちなんだもの。彼はアブシールに埋葬された初めての統治者でもある。 サフレノピラミッド / image credit:public domain/wikimedia 保管室エリアの北側と南側は損壊がひどかったが、もともとの壁の名残りや床の一部は目にすることができた。 このエジプト・ドイツ共同ミッションは、ビュルツブルグ・ユリウス・マクシミリアン大学(JMU)エジプト学部のモハメド・イスマイル・ハーレド博士が主導した。 サフラーのピラミッド内部の保存・修復プロジェクトは、当ピラミッドの基礎構造を保護することを目的として、エジプトのアメリカ研究センターの考古学寄付基金(AEF)の支援を受けて、2019年に始まった。 研究チームは、内部の部屋