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2020年9月23日のブックマーク (2件)

  • ロシアのデザイナーがこの1年の間、オーダーに基づいてロゴを製作し、大成功を収めたのだが・・・。実はAIだった。

    ニコライ・イロノフという名前を持つ人工デザイン知能が、カフェ、理容院、有名なブロガーなどのために、この1年で20ほどのロゴを製作した。利用者も同僚もこのデザイナーの存在になんの疑いも持っていなかった。 が、実はこれ、ロシアのアルテミー・レベジェフデザインスタジオが構築したロゴをデザインすることができるニューラルネットワーク。ニューラルネットワークは限られたメンバーで構成されるチームにより、極秘の中で作られ、知能は、リモートワークをするニコライ・イロノフというスタッフであるという形にされた。そしてこのイロノフという人物が実際にいるように見せかけるため、スタジオのサイトにプロフィールページを作り、ニューラルネットワークで、スタジオの職員全員の写真を基に、顔写真まで作った。

    ロシアのデザイナーがこの1年の間、オーダーに基づいてロゴを製作し、大成功を収めたのだが・・・。実はAIだった。
  • ゴリラに育てられた4年間の話

    小学3年から6年までの間、担任がゴリラだった。 もちろん正確には人間だったんだけど、なにせガタイがよく、振る舞いもゴリラのようだったので、生徒たちには「北ゴリ」と呼ばれて親しまれていた。 北ゴリは草履を履いて生活し、機嫌がいいといつのものか分からない昭和歌謡を歌い、毎日マウンテンバイクで隣県の家から学校に訪れては、日が暮れるまで体当たりで子どもの相手をした。すべてが風変わりなゴリラだった。 北ゴリの授業は自由だった。彼はゴリラらしく、われわれ小ザルにもわかる作法で勉強を教えてくれた。 算数で体積を習った日の宿題は、いっぱいに張った風呂に頭まで浸かって、減った湯の深さから自分の体積を計算するというものだった。 比率の授業には、醤油と酢と油を持ってきて、一番おいしいドレッシングの比率を計らされた。 円周率を初めて知る日には、コンパスで引いた円に沿って糸をなるべく正確に張りつける遊びをして、その

    ゴリラに育てられた4年間の話