「目次」の良し悪しが、すべてのマニュアルの良し悪しを決める:誰にでも分かるSEのための文章術(13)(1/2 ページ) 「提案書」や「要件定義書」は書くのが難しい。読む人がITの専門家ではないからだ。専門用語を使わず、高度な内容を的確に伝えるにはどうすればいいか。「提案書」「要件定義書」の書き方を通じて、「誰にでも伝わる」文章術を伝授する。 「マニュアル」は、システムの概要や使い方を顧客に理解してもらうために必要な文書です。SEにとって、マニュアルは非常に重要な文書です。分かりやすいマニュアルを顧客に提供しておかないと、顧客に不便をかけるだけでなく、開発側もさまざまな問題に巻き込まれる恐れがあります。 そこで、今回から2回にわたって「分かりやすいマニュアル」を記述するポイントを説明します。今回は、下記の項目について説明します。 マニュアルを作成する際に必要な考え マニュアルの種類 マニュア