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I/Oの「レスポンス」と「スループット」とは? 連載第1回でご紹介したように、大規模データ処理を行うデータベースで一番大きな課題となるのは、ディスクI/O(以降、単にI/Oと表記します)のボトルネックです。数百GBやTBクラスの巨大データウェアハウスの場合、SQLが実行される時間のほとんどがI/Oを待つ時間となっているケースが多々あります。 ここでは、I/Oボトルネックが発生するおもな原因を、「レスポンス」と「スループット」という概念から見ていきましょう。それぞれ、広義では以下の定義となります。 I/Oレスポンス=I/O要求処理にかかる応答時間 I/Oスループット=単位時間当たりのI/O処理量 Oracle Databaseに当てはめると、以下のように定義できます。 I/Oレスポンス=1データブロックの読み出しや書き込みにかかる時間 I/Oスループット=単位時間あたりの読み出しや書き込み
随分久々の Linux ネタです。以前にロードアベレージに関する考察などの記事も書きましたが、多くのサーバーサイドエンジニアはサーバ負荷と日々戦っていることかと思います。過去多くの場合、負荷の原因特定はおおよそ下記のような手順で分析をしていたことかと思います。※詳しい手順は別エントリとして記載予定。 top をみて上位に張り付いているプロセスを確認しつつ CPU or I/O のどちらが原因か判別 ps を使ってプロセスの状態を確認して(T),(D)の状態から CPU or I/O のどちらが原因か判別 vmstat で procs の r, b の数、swap の si, so の状態、I/O の bi, bo の状態を確認 iostat を使って disk の read/write の状態をさらに詳しく確認 sar を使って os の状態をさらに詳しく確認 おおよその原因特定から設定を
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