キューの単純な表現 キュー(英: queue)あるいは待ち行列は、コンピュータにおける基本的なデータ構造の一つ。データを先入れ先出し[1]のリスト構造で保持するものである。キューからデータを取り出すときには、先に入れられたデータから順に取り出される。キューにデータを入れることをエンキュー[2]、取り出すことをデキュー[3]という。 プリンターへの出力処理や、ウィンドウシステムにおけるイベントあるいはメッセージのハンドリング、プロセスの管理など、データを入力された順番通りに処理する必要があるケースに用いられる。また、個々のタスクの実行時間が予測できない、あるいは実行に時間がかかってしまい、即座に(同期的に)実行することができない場合、キューを使っていったんタスクを溜め込んでおき、後からタスクを取り出して非同期で実行する、というような目的で使用できる。 キューの変形として、先頭と末尾の両端から
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