今日は、SEO事業者の話題を。いろんな人が「SEOやります」と言っていますが、その中身は千差万別。ルールを守るところからルール無視のところまで、いろんなタイプのSEO事業者を分類してみました。 SEO事業者といっても、ユーザーのニーズを調査してどんなコンテンツを作りサイトの構造をどうするべきかアドバイスするところもあれば、「リンク100本3万2000円」とリンクだけを売るところ、他のSEO事業者にリンクを卸すところなど、いろいろです。 SEOを依頼するならば、何をしてくれるのかを知ったうえで頼むのがいいのですが、今回はその手前、検索エンジンの利用規約やネットの一般的なルールを守るか守らないかと、検索エンジンに対する知識の深さでマッピングしてみました。 上図の横軸に示す「ホワイト」がルールを守るタイプで「ブラック」がルールを守らないタイプを、縦軸が検索エンジンに関する知識の有無を示します。
WebmasterWorldに投稿されたこんな質問に対してフォーラム管理者は次のようにコメントを返した。 私見だが、グーグルはリンクに依存した状態から先に進んでいると私は考える。しかも、かなり以前からだ。グーグルが使う新しい指標のなかにはリンクと相関性を持っていそうなものもあるけれど、最終的なランキングのスコアはもっと別の次元にある。 リンクがまったく重要でなくなったと言っているわけではない。リンクが重要であることに変わりはない。しかし、かつてと比べると、全体のなかでリンクの占める割合が少なくなっているのは明らかだ。実際にある種の業界では熾烈なバックリンク合戦に陥っていて、今日では労力を費やしてもほとんど効果が見えないため困惑しているだろうと思う。だが彼らにとっては(バックリンクを張ることが)止められない儀式のような、まるで癖になっているんだ。 「SEO=リンク」という思考から脱却していか
参考意見としてターゲット消費者の意見を取り入れているのは10%に過ぎず、90%が消費者の意見を聞かずにデザインを決定している。 デザイン決定のポイントは、「発注側の経営者・上司・担当者の好み」が54%。「サイト制作のゴールを達成できそうだから」(20.7%)の倍以上の割合で「好み」を優先。 27.3%が「発注側の経営者や上司の独断的な意向で最終決定の直前にデザインがひっくり返った」ことで困った経験がある。 これは、デザイン決定のプロセスをビジネス目的に対して最適化するための消費者評価(アンケート)ソリューション「CREATIVE SURVEY」を提供する株式会社フォーデジットとWeb担当者Forumは、共同で行った、「Webサイトのデザイン決定プロセスに関する調査」の結果のハイライトだ。 この調査は、企業サイトの制作において、デザイン決定がどのように行われているのかを調べることで、ビジネス
今日はいつもと少し視点を変えて、自分のコンテンツをパクったサイトがあった場合に、そのサイトが検索エンジンで表示されないようにする手順を紹介します。しかも、グーグル公式の方法で、DMCA(デジタルミレニアム著作権法)に基づく正式な方法です。 サイトのコンテンツがパクられた!世の中には、他人の著作物を盗用することに一切の罪の意識をもたない人も多数います。そのため、あなたのサイトのコンテンツを(自動的にまたは手動で)コピーして別のサイトを作り人がいないとは限りません。特に、あなたのサイトが人気を集めていて、RSSフィードを提供していればなおさらです。 そして、場合によってはあなたのサイトのコンテンツを盗用した悪質なサイトが、検索エンジンであなたのサイトよりも上位に表示されてしまう場合もあるでしょう。 最近のグーグルは重複コンテンツの扱いがうまくなっており、同じコンテンツが複数の場所で掲載されてい
フォロワーからの注目やリンクを集めることを期待して、自分のTwitterアカウントで新しい投稿や製品についてつぶやく人は多い。こういった活動が、インデックス化されるページの増加や迅速なインデックス化にもつながるとしたらどうだろう? jtkaczukが2010年3月に、「Twitterをサイトマップとして利用する」という記事をYOUmozに投稿した。僕はこれを読んでからTwitterのパワーについて考え始め、Twitterをもっと活用することがインデックス化の助けになるんじゃないかと思うようになったんだ。 そこで僕は、ほんの数か月だけささやかな実験を行ったのだが、その結果は驚くべきものだった。 Twitterとインデックスの実験の方法この実験では、次のことをそれぞれ追跡できるようにした。 新製品がサイトに追加されたことそれがツイートされたことGooglebotにクロールされたことグーグルでイ
今回から数回にわたって、アクセス解析のデータをどのような定期レポートにして見ていったらよいかを、サイトの種類別に解説していく。第1回はEC(電子商取引)サイトを取り上げる。 まずは、レポートに掲載する指標の選択方法についてお話ししたい。はやり言葉で言うとKPI(重要業績評価指標)ということになる。KGI(経営目標達成指標)と分けて話をする場合もあるが、ここではまとめて何が管理すべき指標として必要かということを考察していきたい。 また、レポートは誰に向けてレポートするかによって、レポート頻度と内容が変化するので、 マネジメント層向けレポート現場向けレポートの2つのパターンで考えてみたい。 「サイトの売上」を分解してみるECサイトに限らず、どんなサイトにも共通することだが、レポートする指標は、サイトの目的から逆算して設定していくべきである。 ECサイトの目的は、サイトで売上を立てること、すなわ
コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。 宮脇 睦(有限会社アズモード) 心得其の百八十伍 消えた300万円不動産業界では100万円単位の値引きは当たり前で、3,980万円だった物件が1週間のうちに3,880万円となり、その翌週には3,680万円ということも珍しくありません。私も含めた周囲では、値引きなしに不動産を買った人はいません。「いまなら300万円値下げします」と耳元で囁き「落とす」ために、一般的な不動産価格にはあらかじめ「値引き分」が含まれているのです。これを「ズルイ」とはい
今日は、プレスリリースやニュースリリースの調査データから、どの曜日のどの時間帯に配信するのが効果的なのかを探ってみます。取り上げる調査データは3種類。 時間帯・曜日ごとのリリースクリック率(PDBマーケティング)まず、リリース配信サービス「VFリリース」を運営するPDBマーケティングの調査データから。「記者がリリースを見ている時間は、何時から何時か?」「最もリリースが読まれるのは何曜日か?」を、VFリリースから配信されたリリースのクリック数から調べています。 調査内容:時間帯・曜日ごとのリリースのクリック率 対象:VFリリースからの配信リリース(多ジャンル) ・リリースは10時に配信するな → http://www.p-db-m.com/news/1210 まずは時間帯。リリースのクリック率を時間帯ごとに調べたグラフがこちら。クリック率の高い順に、16時台、8時台、17時台、14時台。9時
コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。 宮脇 睦(有限会社アズモード) 露天風呂で汗を流してから、喉に流し込む冷たい生ビールの美味さは格別です。運営会社は株式上場しており、調べてみると「株主優待」で「タダ券」がもらえると知り株主になりました。半期で4枚届くので、年に8枚もらえます。快楽はクセづくもので、タダ券がなくなっても正規の料金を支払い、ビールを飲みに……もとい、お湯に入りにいっていました。 ところが、この春から優待券が入湯料50%オフ券になり、すっかり足が遠のきました。販促サ
質問:アクセス解析ツールの「検索エンジンレポート」に「BIGLOBE」や「@nifty」などの日本のポータルサイトの検索エンジン名が見当たりません。これはこれらのサイトからのアクセスがないということなのでしょうか? 答えポータル系検索エンジンからのアクセスがゼロというわけではなく、そうしたサイトからのアクセスがあっても「検索エンジンからのアクセス」として分類されていない状態だと考えられます。 アクセス解析ツールの多くは海外で開発されています。そのため、初期設定では、「検索エンジン」として集計される対象が、世界的に有名な検索エンジンだけになっている場合が多いのです。どうすれば日本ローカルの検索エンジンをレポート対象として扱えるようになるのかは、お使いのアクセス解析ツールの各ツールベンダーに聞いてみましょう。 解説アクセス解析ツールの多くは、参照元情報を大きく次の3つに分類しています。 参照元
“これをやったらグーグルペナルティ”なSEO手法 (WebmasterWorld)グーグルのペナルティの原因になりうる要因を、WebmasterWorldのメンバーがリストアッした。 リンク販売隠しテキスト隠しリンク不自然なバックリンク状態やり過ぎ(例:titleタグやアンカーテキストのキーワード詰め込み)リンクネットワークの一部に加わるリンク購入悪質サイトへの発リンク検索エンジンを欺くクローキング検索結果の操作を目的とするドメイン名間の301リダイレクト自動生成されたテキスト単純なものから高度なものまであるが、決してどれにも手を染めないようにしてほしい。 日本語で読めるSEO/SEM情報バグ利用のリダイレクトSEOをしていたサイトがインデックス削除? (WEB in the morning)ピックアップ記事に続いて、やってはいけないSEOの話題をもう1つ。サイト内のリダイレクトを不正に利
モニタリングダッシュボードの設定について取り上げた投稿やチュートリアルは、いくらでもある。好みは人それぞれだが、僕が気に入っているのは、マーティ・ワイントローブ氏がaimClearのブログに投稿した「評判管理用モニタリングダッシュボードの作り方」という記事で紹介されているものだ。 モニタリングを扱う新しいサービスは、Scout LabsやTrackurなど数か月ごとに続々と登場していて、その多くが非常に優れている。しかし場合によっては、これらの製品を使うのは、スーパーに牛乳を買いに行くためにフェラーリを運転していくのと同様のことがある。つまり、するべき作業と比較してパワーがありすぎ、不要な労力がかかってしまう。当面の必要性に適した、手早く簡単なソリューションだけあればいいという場合もあるんだ。そんな時に僕が使っている方法を紹介しよう。 大企業の会計責任者とか、個人事業の責任者なら、繰り返し
この記事の内容はすべて筆者自身の見解であり(ありそうもないことだが、筆者が催眠状態にある場合を除く)、SEOmozの見解を反映しているとは限らない。 SEOmoz読者のみんな、こんにちは! 検索業界はSEOという独特な仕事に夢中になっている人が多いから、当然の成り行きとしてSEO関係者には恋人のいない人がたくさんいるんじゃないかな。だから、この記事はそういう人たちのために書いたんだ! というのも、僕はこの記事で、最近見つけたSEO用のヒントやちょっとした工夫を集めただけじゃなく、出会い系サイトでうまくやる応用方法も一緒にまとめておいたからね! ※この記事では出会い系サイトの例としてOKCupidを参照していく。OKCupidはクライアントではないし、僕にとって何の義理もないけれど、OKCupidは出会い系サイトにおけるグーグルのような存在なんだ。OKCupidのブログはリンクを獲得する魅力
今日は、SEO業界に特有な用語をさらっと解説します。SEO業界以外では使わないものや、ほかで使われているのと意味が違うものなど、知っておかないと、その筋の人と会話しづらくなるものに限定して紹介しましょう。 検索エンジンの仕組み関連オーガニック検索(オーガニックサーチ、自然検索)ユニバーサル検索(ブレンド検索)SERP(サープ)インデックスアルゴリズムQDFリンク関連リンクグラフ被リンク(バックリンク、インリンク、インバウンドリンク)リンクジュースリンクポピュラリティ(リンク人気)アンカーテキスト(リンクテキスト)有料リンクオーガニックリンク(ナチュラルリンク)nofollow(ノーフォロー)リンクビルディング(リンク構築)オーソリティ(オーソリティ性)その他SEO関連ブラックハット、ホワイトハット、グレーハットペイレベルドメイン名ワードサラダリダイレクトウェブマスターツール、サイトエクスプ
この記事では、SEOの小ネタを3つ紹介しよう。ジェンと私は先週、地元のタンパベイで開かれたサーチ&ソーシャル サミットというイベントに参加した。それから1週間たった今でもまだ頭に鮮明に刻み込まれている3つの小ネタがある。それは、私が何をするか、それをどのように行うかに違いをもたらすような項目だ。たぶん誰もが、1つ2つは、物事への取り組み方を考え直すことになると思う。 この記事で扱うのは次の3つだ。 その1:外部に委託できることを改めて見直そうその2:ニッチなソーシャルニュースサイトでターゲットを絞ったプロモーションをその3:新しいコンテンツはすばやくインデックスさせよう外部に委託できることを改めて見直そう ケビン・ヘンリクソン氏は控えめな人物で、顔を合わせたのはこのSearch & Social Summitが初めてだった。同氏は、Twitterで次から次へとつぶやいたり、LinkedIn
コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。 宮脇 睦(有限会社アズモード) ネットで商売を始めて以来、何度この言葉を口にしたことでしょう。「いつだって今がいちばん若い」という言葉をもじったもので、失敗を恥じるより、それに気がつき改善した自分を励ますということです。また、今までのやり方に固執せずに、新しい方法にチャレンジするという意味も込めています。 アクセス解析をしていると「死んでいるコンテンツ」を見つけることがあります。わずかながらも検索エンジンから一定のアクセスを集めているのですが
今日は、アクセス解析や統計の話を。Excelを使えばいろんなデータから相関関係を簡単に出せますが、だからといってそのデータが問題解決につながるとは限らないのです。 Excelには「CORREL」という関数があり、2つのデータ群について相関関係を簡単に出すことができます。しかし、この「相関関係」と「因果関係」を混同してしまっている例があります。統計ではごく基本的なことなのですが、基本的なことこそ大切なので、改めて解説しておきましょう。 「相関関係」とは、「ある値Aが増えた(減った)状態で、別の値Bが同様の変化を示していること」を意味します。また、ある値Aが増えた状態で別の値Bが減ることを「逆相関」といいます。 たとえば、アクセス解析データで、ある期間の訪問者数とPV数の間で相関関係を出すと、かなり高い相関性が見られるでしょう。つまり、訪問者数が増える状況では、同様にPV数も増えているのです。
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