本日「2月2日」は「70年代東映特撮ヒーロー」ファンにとって、ひときわ印象深い日として知られている。それは今や伝説的に語り継がれる痛快アクションヒーロー作品『快傑ズバット』の放送開始日だからである。 「仮面ライダー」や「スーパー戦隊」といった人気シリーズとは一味違う“単体作品”の『快傑ズバット』には、他のヒーロー作品にはない独特の個性があり、一度でも本編を観てしまうとあまりの面白さにハマる人が続出するという、不思議な魅力が備わっている。放送開始から45年を迎えたことを記念し、東映特撮ヒーローの可能性を大きく拡げた意欲作『快傑ズバット』とはどのような作品だったのか、解説していきたい。 東映製作、石ノ森章太郎原作の連続テレビドラマ『快傑ズバット』は、1977年2月2日より9月28日まで、東京12チャンネル(現テレビ東京)系で毎週水曜日夜7:30~8:00に、全32話が放送された。 小林旭主演の