宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月26日、イプシロンSロケットの第2段モーター地上燃焼試験を実施したものの、燃焼中に突然爆発が発生、激しく炎上した。この第2段モーター「E-21」は、2023年7月、秋田県の能代ロケット実験場にて地上燃焼試験を行い、爆発。今回はその再試験として、種子島宇宙センターで実施していた。 爆発した瞬間の画像。破片が飛び散る様子が見える (C)JAXA 同ロケットは、すでに第1段と第3段の燃焼試験が完了しており、残るは第2段のみという状況だった。しかし、2回連続の爆発という最悪の結果となり、影響は非常に深刻といえる。本格的な原因究明はこれからという段階のため、何が起きたのか、まだほとんど分かっていないが、現時点で判明している情報をまとめてみたい。 前回の爆発原因とその対策内容 まずは、第2段モーターについて、簡単におさらいしておこう。 イプシロンSは、全段固体の
