イスラエル・テルアビブ近郊の体育館で、ファイザー・ビオンテック製の新型コロナウイルスワクチンの接種を医療従事者が行う様子(2021年2月1日撮影)。(c)JACK GUEZ / AFP 【2月15日 AFP】米製薬大手ファイザー(Pfizer)と独製薬ベンチャーのビオンテック(BioNTech)が共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、イスラエル最大の医療サービス大手は14日、2回の接種を終えた60万人を調べたところ94%の有効性が示されたと発表した。 クラリット・ヘルス・サービス(Clalit Health Services)によると、推奨されている2回の接種を終えた60万人と未接種の60万人を比較した画期的な調査で、「有症状の感染率が94%減少し、重症化率は92%減少した」という。「ワクチンの有効性は、70歳以上を含む全年齢層で変わりはなかった」としている。 人口900万人のイ