「トヨタ方式」に見直し論 コロナで供給網の弱点露呈―米 2021年11月09日07時08分 米自動車大手フォード・モーターの組立工場で作業する従業員=6月14日、ミシガン州(AFP時事) 【ワシントン時事】トヨタ自動車の生産方式として世界に広まった、過剰在庫を持たない「ジャスト・イン・タイム」方式の見直し論が米国で浮上している。新型コロナウイルス危機から経済が再開する中、需要急増に効率最優先のサプライチェーン(供給網)が対応し切れない弱点が浮き彫りになったからだ。だが同方式を改めれば生産コストが増え、物価上昇を招くリスクもはらむ。 供給網混乱、インフレを警戒 世界経済安定へ連携確認―G20 「ジャスト・イン・タイムは(危機時の)復元力を考慮していない」。レモンド米商務長官は1日の会合で、「トヨタ方式」のもろさを突いた。コロナや気候変動といったショックに対し、「ジャスト・イン・ケース(万が一
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