ラグビーワールドカップ・イングランド大会で、日本代表は大躍進を遂げた。2012年から4年にわたった準備が報われたことがとても嬉しかった。僕自身は、一度も試合に出ることはなかったが、チームが勝つために、対戦チームを分析したり、日本に選手への応援メッセージを依頼するなどして、グラウンド外で貢献できた。仲間が好きだったからこそのことだ。良い流れは、国内最高峰であるトップリーグにも引き継がれ、素晴らしい形でシーズンを終えることができた。 しかし今年は、いささかちがう。南半球最高峰のスーパーラグビーに日本が「サンウルブズ」というチームで新規参入したため、新たなステージでのシーズンが始まった。サンウルブズは新規参入チームであるうえに、準備期間の短さもあって厳しい戦いを続けている。それでも、選手、スタッフなどの努力により、ジャガーズ戦においては歴史的な初勝利を手にした。苦しい状況にもかかわらず、いつもポ
![ラグビーワールドカップの躍進とその後](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/32e4f1c1cc63832074a831c50c418ebc8fd578fd/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmedia.gqjapan.jp%2Fphotos%2F5d27942bb407bd0008d1cf3e%2F16%3A9%2Fw_1280%2Cc_limit%2F159-japans-rugby-ec.jpg)