かりゆしウェアが担ぎ出されるなど紆余曲折あったクールビズも、10年あまり経ってようやく落ち着いたようだ。色、素材、カットソーやローファーでさわやかさと軽快さを表現しつつ、ジャケットで品格を担保すべし。着巧者31人の手練手管やいかに。
![東京ジェントルマン 2016年夏──31通りのクールビズ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d90aff50a61704c14dc39cf21da2ca016f7e51c4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmedia.gqjapan.jp%2Fphotos%2F5d2792c4f05c650008e435e1%2F16%3A9%2Fw_1280%2Cc_limit%2F159-cool-biz-ec.jpg)
CARTIER カリブル ドゥ カルティエ ダイバー ブルー ベゼルにブルーのファインセラミックスをあしらったダイバーズウォッチ。併せて文字盤も青が採用されている。複雑な表情を見せる文字盤は、下地に浅い筋目仕上げを施した後、メッキと塗装を重ねた。筋目が見える薄い仕上げが、いかにも今の高級時計の文字盤だ。300m防水にもかかわらず、ケースが薄いため時計の取り回しも優秀である。ラグジュアリーな仕上げと高性能を楽しめる今のスポーツウォッチ。SSケース×ラバー&ストラップ、自動巻き、42mm径。¥902,500〈CARTIER/カルティエ カスタマー サービスセンター Tel. 0120301757 〉 BLANCPAIN フィフティ ファゾムス バチスカーフ ディープブルーのダイアルが印象的なバチスカーフの新作は、グレーのプラズマセラミックス製ケースが特徴。ベゼルの目盛りスケールには、「
『GQ JAPAN』編集長・鈴木正文、コーヒーハンター川島良彰氏と味わう珠玉のコーヒー 『GQ JAPAN』読者40名様をご招待 誰にも知られずに生き残ったコーヒー豆「アラビカ種ケニア」が見つかっておよそ8年。その樹から選抜採取した種子で更に高地に新しい畑を作り、今年ようやく初めての収穫を迎えた。まだ誰も飲んだことのないコーヒーのお披露目だ。 文: GQ JAPAN編集部 本イベントの募集は終了しました。 コーヒーハンターの川島良彰氏(右)とともに幻のコーヒーを楽しもう コーヒーのような嗜好品こそ、ストーリーのある商品で楽しみたい──。そんな人にうってつけのコーヒーがある。エル サルバドルはセルバ ネグラ農園の特級畑「エスコンディード」で収穫された「アラビカ種ケニア」だ。 アラビカ種ケニア(呼称。以下、「ケニア」と呼ぶ)は、コーヒーハンターの川島良彰氏が“再発見”したコーヒー豆である。19
モレスキンが手書きメモをそのままデジタル化できる専用キットを発売。デジタルとアナログをいいとこ取りした「デジアナ文具」を使ってみた。 Photos: Takeshi Hoshi Words: Akira Kamiya @ GQ 「スマートライティングセット」は、手書きメモをBluetoothで同期してデジタル化できる「デジアナ文具」だ。キットの他に必要なのは「Moleskine Notes」という専用アプリのみ。既存製品と違い、スマホでの撮影やスキャンが不要だ。何より魅力的なのはノートがモレスキンであること。ハードカバーにゴムバンド、最終ページの拡張ポケットなど、基本仕様はそのまま。ゴッホやピカソにも愛されたとされる、誰もが知るあのモレスキンだ。タッチペンで液晶画面をなぞる感覚が苦手な人、マニュアル車のシフト操作と同じ感覚で、自分で書いている感覚を重視する人には好適だろう。 だが中身は
ファツィオリのピアノを知っているだろうか。1981年にイタリア・サチーレで設立され、質にこだわり、年間わずか130台ほどしか生産しない。その小さなピアノ工房になぜ王侯貴族をはじめとした、お金持ちたちが殺到するのか。その理由を探った。 Words: Keishi Iwata(GQ) カリフォルニア産バー・ウォルナットを用いた特注モデル。価格は約2000万円。〈ファツィオリ・ショールーム Tel.03-6809-3534〉 グランドピアノ型のスタンダードモデルは1090万円から。特注モデルになると3000万円以上になるというファツィオリのピアノ。ドイツのスタインウェイや、オーストリアのベーゼンドルファーと比べ、価格帯はほぼ同じなのになぜお金持ちたちが殺到するのか。ファツィオリ日本総代理店の代表、アレック・ワイル氏はこういう。 「創業者のパオロ・ファツィオリは、出荷前に1台1台すべての音をチェッ
Photos: Taro Hirayama, Toru Oshima (still life) Words: Junya Hasegawa @ america 1966 501® JEANS フラワームーブメント香る、貴重なアーカイブ ヴィンテージコレクターとしても名を知られた、大坪の私物のなかでも「大のお気に入り」という1966モデル。ピースなモチーフのステッチ痕が、色残りしていい雰囲気に。ポケット部分の、手縫いブランケットステッチも魅力的だ。 1966 501® JEANS 色褪せない名作をとことん忠実に再現! 1枚目のヴィンテージの原型を忠実に再現した1本。シルエットやディテールはもちろん、経年変化を味わえるコーンミルズ社製セルヴィッジデニムまで、手頃なプライスで堪能できる。¥30,000〈Levi’s® Vintage Clothing/リーバイス® ダブルエックス Tel.03-
いま鮨好きたちがやみつきになっているのが熟成鮨。とはいえ、ただ寝かせればいいってわけじゃない。その真髄をふたりの職人に聞いた。 写真・ 鈴木拓也 文・ 大石智子 「熟成がすべてではない、正しくは魚の“食べどき”」 もしも熟成鮨を未体験なら、まずはここに行ってみたらいいかもしれない。「蔵六雄山」の店主・小高雄一氏は15歳から鮨の世界に入り、3年前に独立してこの店を開いた。熟成鮨が評判の人気店だが……。 「実はいまうちでは熟成とは言っていなくて、“食べどき”と呼んでいます。熟成=美味しいという答えがあるときは寝かせますが、フレッシュな魚の食感など、熟成の過程で失うものだってあります。目指すのは、食べたときの旨味、その魚本来の香りと舌触り、これら3つがまとまったベストの状態。それが“食べどき”で、熟成のギリギリ手前のタイミングですね。なんでも粘って熟成させすぎるのは店主のエゴだと思うんですよ」
「今まで演じてきた役のイメージから、気が強そうと思われがちなのですが、気は弱いです(笑)。でも、一方で負けず嫌いですね。それは、他の誰かにということではなく、何かをできないときの自分に対して、ですけれど」 今、いちばん幸せを感じる瞬間は? という質問には、躊躇なく「お芝居しているとき」。 「友達とおいしいものを食べたりしているときも幸せですけれど、芝居をしていて、役として生きていると実感できると、本当に幸せだなと思います。さらに、”あ! 何かに気づけた!”っていう瞬間があるとすごく幸せです。フワフワした気持ちで作品に関わっていたくないんですよ」 それまでずっと同じ温度を保っていた彼女の口調が、急に熱を帯びた瞬間だった。 「役者って、ひとつの作品をつくるということの中で、たまたま表舞台に立つ役割なだけなのに、スタッフさんはじめみなさんが本当に気を使ってくださる。客観的に見て、いつも不思議な世
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