この写真は6月17日(日本時間18日)に行なわれた1次リーグF組、メキシコ対ドイツ戦の前半35分に、メキシコの22歳のストライカー、イルビング・ロサノが先制点を決めた直後のショットだ。メキシコのベンチ内から撮影していたGetty Imagesのカメラマン、マティアス・ハンストが振り返る。
![ドイツを破ったメキシコ、若きストライカーが叫ぶ──W杯4日目・写真レポート](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8d206c883156730e9bed1c2bf0ff22fb058473dd/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmedia.gqjapan.jp%2Fphotos%2F5d27c08f4808210008282bb0%2F16%3A9%2Fw_1280%2Cc_limit%2Fpotd-06232-ec.jpg)
2018 FIFAワールドカップの名場面を写真で振り返る。大会5日目は、イングランドの新世代エースが2得点をあげた。 文・沖浦裕明(GQ)
ラーメン、そば、うどんというメジャーな”麺々”に追いつけ追い越せ!? 焼きそばの専門店化が加速している。3、4年前より巻き起こったブーム以前より、並々ならぬ焼きそば愛をもってその事情を見つめ、食べ続けている塩崎省吾氏は、そのきっかけを「間違いなく『神保町やきそばみかさ』の登場ですね」と断言する。 「自家製の生麺で勝負する専門店は、都心部には皆無でした。しかも、ソースまでもが自家製。焼きそばに本気で取り組む姿勢がメディアに取り上げられて”行列のできる店”になったことで、注目度がアップ。2016年頃から焼きそば店が都内で次々に登場したのです。ちなみに私は、大正時代から食べられていたソース焼きそばが、戦後の闇市を通じて全国区となった時期を第1次ブームと定義しています。昭和40年代のチルド麺&カップ麺の普及による第2次、2001年の”ご当地焼きそば”旋風の第3次を経ての、第4次焼きそばブームですね
6月19日(日本時間20日)の1次リーグH組、セネガル対ポーランド戦。セネガルDFのサリフ・サネがポーランドのFWカミル・グロシツキを徹底マークした末に競り勝ち、ボールをヘッドで味方に送り込んだ。写真はその瞬間。撮影したGetty Imagesのラーズ・バロンは、FIFA指名のフォトグラファーとして初めてベンチ入りして撮影を行なった感想を話す。
トヨタ・カローラ。1966年晩秋に初代が発売されるや、ライバルの日産サニーを抜いてたちまちのうちに日本の小型車のベストセラーにのし上がり、その後も長いあいだそのポジションをキープ、世界中で4500万台以上を売り上げた怪物だが、少なくとも日本では近年、その存在感はかなり希薄になっていた。 実は現在のカローラの国内におけるユーザーの平均あるいはピーク年齢は70歳に達しているとのこと。これではカローラに明るい未来は望めない、ということで開発されたのがこの新型カローラハッチバックだという。 そこで、なんとこの新型カローラハッチバック、20〜30代の若年層をターゲットに開発されたというから、ユーザー層を一気に40〜50代も若返らせる作戦というわけだ。 それにはまずスタイリング、ということで、従来のオーリスの発展型という印象も皆無ではないものの、「カローラ」という車名が持つこれまでのイメージから連想す
2014年3月に発売され、瞬く間に重版された『長友佑都 体幹トレーニング20』小柄ながらもイタリアセリエAで外国人選手と渡り合う長友 祐都選手の体幹トレーニングは、発売と同時に話題になり、現在もAmazon.co.jpのトレーニング本分野で高ランキングをキープしている。世界に通用する長友選手の「体幹トレーニング」を体系的に学べる一冊だ。 発売記者会見で「僕にとってこの本は念願です。腰椎分離症、ヘルニアといったケガを治してくれ、自分を変えてくれた体幹トレーニングについて、僕の失敗した過去、うまくいった過去を振り返りながら伝えることができれば、という思いがずっとありました。ぜひこの本を読んで、自分なりの理想の身体を手に入れてください!」と答えていた。
日比谷の新たなランドマークとして賑わいを見せる、東京ミッドタウン日比谷。約60店に及ぶショップ、レストランなどの中から、オーガニックに触れられる店舗をピックアップした。いまからでも遅くない健康的なオーガニックなライフスタイルを始めよう! Words: Junko Hirose
ネット上でどこへでも行ける時代になったからこそ、未知なる土地を身をもって旅する感動はひとしおだ。ましてやそれがクルマ旅ならばなお。新型ホンダ・レジェンドをドライブして、東京・青森の往復約2000kmをグランドツーリングした清水和夫は何を思ったか? 東京から津軽半島へ 今年2月、ビッグマイナーチェンジを受けたレジェンド。フロントセクションにはV型6気筒エンジンと1モーター内蔵のDCT(ツインクラッチ)変速機、リアセクションには2モーターを左右輪に独立して配置した世界でもオンリーワンの、3モーターハイブリッドを持つプレミアムサルーンである。燃費だけを重視したハイブリッドシステムではない。すでに極寒の地、北海道の雪道で体感していた3モーターが織りなす新感覚のライドフィールを、あらためてドライのオンロードで試したいと思ったのがそもそもの旅の目的だった。 目指すは竜飛崎、日本百名道の龍泊ラインと、美
今シーズンよりデザイナーがクリス・ヴァン・アッシュからキム・ジョーンズに交代。新しいディオールへの期待とともに会場には多彩なセレブが顔を揃えた。 すり鉢型の円形会場の中央に設けられた席には、日本から野村周平、秋元梢、サカイの阿部千登勢などが並び、ヴィクトリア・ベッカムと息子のブルックリン、ケイト・モス、ナオミ・キャンベル、ルイ・ヴィトン・メンズのショーを終えたヴァージル・アブローなどの姿も。 ショー会場のエントランスを抜けると、中央にKAWSの巨大な「BFF」がお出迎え。高さ10m、7万本のバラやピオニーの生花を使用したという。その手には犬の陶器のオブジェが載っている。そういえば、ショーの招待状にはブランドアイコンの「BEE」(蜂)がKAWSのサイン、目が「×」になっていた。あとでその犬のオブジェがムッシュ ディオールの愛犬「ボビー」であることを知らされる。当時の香水のミス ディオールの限
先月に続いて、今月もルミネtheよしもとへ。『村本大輔の最近の怒りをずっと聞いてるだけの45分』を観に行ってきた。今回彼が着ていたTシャツはメゾン キツネ。前回はバレンシアガで、前々回がロエベだった。いずれも黒地に大胆なプリントが入っているもの。それに黒いスキニーパンツが彼の定番だ。彼はロックTを着るかのごとくブランドTを着て、痛快に暴言を吐く。ロックミュージシャンならぬロックコメディアンだ! 今月もトークは冴えていた。被災地へ行って、被災者と酒を飲んで話したというネタが面白い。救援物資で、送られてきても困るモノがあるらしい。村本いわく「そっちでいらないものはこっちでもいらない」。被災者の正直な気持ちを代弁した言葉は心に沁みた。 さて、手土産ブームである。雑誌で特集まで組まれる「手土産」であるが、みうらじゅん先輩いうところの「いやげ物」(もらって困るもの)も多い。僕はこんなものまで知ってい
ワールドカップが盛り上がっていますが、世界に目を向けるとスポーツマンシップの範疇におさまらないC級ニュースが。ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド選手の胸像にまつわる騒動です。 大西洋に浮かぶポルトガル領マデイラ島はロナウドの出身地でもあり、2017年空港名が「マデイラ・クリスティアーノ・ロナウド空港」に改名、故郷に錦を飾りました。そのマデイラ空港に設置されたロナウドの胸像が、似ていないと酷評され続けていたようです。 何か企んでいそうな悪い笑顔で、目の下に奇妙なしわができ、口元が歪んでいます。作者の彫刻家、エマニュエル・サントス氏はロナウド選手のダークな面にフォーカスしたのでしょうか。この像の顔がコラージュに使われたり、物笑いのタネになっていました。 不評を受けてサントス氏は、「ギリシア人とトロイア人を喜ばせることは不可能である。イエス・キリストでさえもすべての人を喜ばせられなかった
男40代半ば、ダブルの貫禄 2007年10月22日、ロンドン映画祭に出品されたロバート・レッドフォード主演の映画『大いなる陰謀』のUKプレミアで。ビッグシルエットのスーツに、ヘアスタイルが若々しいトム・クルーズだが、このときすでに45歳。グレースーツにサックスブルーのシャツ、ネイビーサテンのタイという王道コーデは柄を使わずに素材の良さをアピールするもの。注目すべきは足元! セミブローグの内羽根靴はグレーのカラーレーションが美しい。マッケイ製法と思われるコバからイタリア靴、またはフランス靴かと想像する。 優越のストライプ・オン・ストライプ 2008年12月18日、映画『ワルキューレ』のLAプレミアでレッドカーペットに立つトム・クルーズ。ハリウッドセレブ御用達のシングルブレストでピークトラペルのスーツはジョルジオ・アルマーニ。台衿の高いシャツはボタンを3つ開けたスタイリング。じつはこのコーディ
ミニマルな作風で知られるルーマニア生まれの彫刻家、コンスタンティン・ブランクーシ。この20世紀を代表するアーティストのアトリエを忠実に再現したギャラリーが、パリ・ポンピドゥセンターの前に静かに佇んでいる。今シーズンのアンブッシュは、そんな“ミニマルの巨匠”のアトリエを舞台に、“WAVES”というタイトルのコレクションを発表した。 だからコレクションには、サーフィンやビーチ・ライフを連想させるアイテムが目白押しだ。とくに驚いたのは、そのままサーフィンに使えそうなウェットスーツとゴールド&シルバーのサーフボードの出来映え。これに、タイダイ色のTシャツやメキシンカンパーカ、中綿の黄色のライフジャケットなどを合わせ、アンブッシュ流の“サーフ・モード”を紡いでいる。某パタゴニアのロゴの色をパロッた開襟シャツも、頓知が利いていて感心した。 ウィメンズは、パッチワークキルトで飾ったトップスや、カエルの顔
・「こうもり傘に4つの車輪を付けた感じ」の簡素なクルマであること。 ・しかし人間4名と50㎏のジャガイモまたは樽を載せて走れること ・時速60㎞で走行できること。 ・3リットルのガソリンで100㎞以上走れること。 ・カゴいっぱいの生卵を載せて荒れた農道を走行しても、卵が割れないぐらい乗り心地が良好であること。 ・それでいて安価であること。 1930年代後半の技術では「無理!」と思われたこのオーダーを、しかしシトロエンの技術者たちは見事に具現化してみせた。そして身長2m近い大男であったブーランジェ自身がシルクハットを被ったうえで車内に乗り込む「ハット・テスト」も、2CVのプロトタイプは見事にクリアした。 第2次世界大戦によるパリ陥落とその解放を経て1948年10月、シトロエン2CVはフランス最大のモーターショーであるパリサロンにて発表された。発表直後こそ「醜いアヒルの子」「乳母車」などと嘲笑
むしろ逆 マクラーレンがエアロダイナミクスを極限まで追求したことは、そのサイドウィンドウにも表れている。 セナのサイドウィンドウは、1950〜60年代のロードゴーイング・スポーツカーでよく見られたチケットウィンドウと呼ばれるもの。 これは有料道路の通行券などをやりとりできる程度の小窓を設けたサイドウィンドウのことだが、セナは空力性能を追求した結果、ドアの下半分が大きくえぐり取られたような形状となったため、大きなサイドウィンドウをドア内に収納することができず、やむなくチケットウィンドウを採用したのだ。 もっとも、フォーミュラーカーを自在に扱うレーシングドライバーならまだしも、私たちのようにスキルが高くないドライバーにとって、大きなダウンフォースを発生するスポーツカーは操りにくくないのか? この点をパリーウィリアムズに問うと、「それはむしろ逆です」との答えが返ってきた。 「ダウンフォースが大き
差をつけたいならヴァレンティノ。それは服好きにとっての常識だが、ストリート派にとってはさらに、最重要な選択になる。ラグジュアリーとストリートの融合を謳うブランドは、今や雨後の筍のごとくあるが、隣に並べばその差は歴然だ。 無彩色の大きなカモ(カムフラージュ)柄に重ねられたフーシャピンクのヴァレンティノ・グリッド(格子)。鮮やかにリズミカルに並ぶロゴプリントは、まさに「着るダンスミュージック」。歩けばスニーカーのかかとで揺れる天使の羽根が、さらにハートを直撃する。 ちなみにこの羽根は着脱可能。スニーカーとワンセットなので、どの色を差し色にしたいかによるが、時代的には蛍光ピンクがマストかもしれない。とはいえ、あえてブラックの羽根を選んで、日常に溶け込ませてもよい。困るのは一度フェザー(羽)の魅力にはまると、もうそこから抜けられないこと。いいモノはクセになるものだから。 しかし、忘れてはならないの
自分の大好きなクルマを、自分好みの仕様にスペシャルオーダーする。しかも西陣織や蒔絵といった京都らしい技術と技法によって。「Kiwakoto」が提案するクラフトカー・サービスとは一体どんなものなのか。西川 淳がレポートする。 文・西川 淳 写真・タナカヒデヒロ
今でも続けている「10年10万kmストーリー」の取材に行くと、大切に乗り続けている一台とのツーショット写真を撮り忘れている人が意外と少なくない。そうならないために、ボクスターの譲渡が決まってすぐに撮影ドライブに出掛けた 718ボクスターの納車を待つ間には、まだやらなければならないことが残っていた。乗っているボクスターの次の持ち主を探すことだ。 通常ならば718ボクスターと入れ替えにディーラーに下取ってもらうことになるのだが、ポルシェセンターはそれを勧めなかった。彼らが認定中古車として保証を付けて売るのには、僕のボクスターは古過ぎたからだ。正規ディーラーは新しくて走行距離が短いクルマしか“認定”しない。無理もない。
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