シリア難民のキャンプなどで子どもたちを、震災後の岩手県陸前高田市で復興に向けて日々を暮らす人々を撮影してきたフォトジャーナリストの安田菜津紀。最近は、映画『スワロウテイル』から約20年ぶりに再結成したYEN TOWN BANDが2015年12月2日にリリースしたシングル『アイノネ』のCDジャケットに、シリア難民のキャンプで撮影した写真が使用された。 監修・寺本 誠 文・中島良平 写真・湯浅 亨 安田菜津紀 フォトジャーナリスト。2011年から今年にかけて、岩手県陸前高田市での祭や漁の再開など、冬の営みにテーマを絞った写真とともに。 あるテレビ番組に出演した安田菜津紀は、シリア難民の話をしながら撮影した写真を何点か見せる機会があった。その番組を目にした映画監督の岩井俊二から、安田のもとにツイッターでメッセージが届いた。『スワロウテイル』に登場したYEN TOWN BANDが再結成して新曲をリ
2008年3人の男達が集い起業したAirbnb、7年の間に3000万人のユーザーを集めるほどの急成長を見せている。ホームシェアリングという発想が、さまざまな形で受け入れられている。その創設者の一人でもあるネイサン・ブレチャージクに、Airbnbの現在とこれからの展望を聞く。 2008年8月の起業から、7年も経たない間にユーザー数3000万人を誇るメインストリームへと上り詰めたAirbnb。現在、約190カ国、34000都市以上に広がるこのサービスは、簡単に言うと、いわゆるホームシェアリングのプラットフォームであるが、この急成長を後押ししたのは、単なる利便性や価格だけではない。ユーザー、つまり、ホストとなる者もゲストとして利用する者も、多くが家(部屋)の貸し借りを越えた、何か得難い体験と人生の価値をこのサービスを通して見出しているからだ。
成功した経営者の多くが、最も悩み、考え、成長できた時期に、プレイングマネージャー時代を挙げる。管理職になりたての頃の困難を訊く連載。第23回はChatWork社長の山本敏行氏。
島田荘司の人気小説を原作にした『探偵ミタライの事件簿 星籠(せいろ)の海』が全国で公開中。本作に主演した玉木宏がファッション、仕事との向き合い方、理想の紳士像を語る。 写真・湯浅亨 文・細谷美香 これまでいくつもの当たり役をものにしてきた俳優、玉木宏のフィルモグラフィに、また新たな代表作が加わった。最新主演作『探偵ミタライの事件簿 星籠(せいろ)の海』の原作は、島田荘司の人気ミステリー小説。大河ドラマ『篤姫』を観た原作者からのオファーを受け、探偵を趣味にしている天才脳科学者の御手洗潔を演じた。 ある日、御手洗のもとに持ち込まれたのは、遺体が流れ着くという“死体島”をめぐる謎。不可解な事件に挑むために、瀬戸内海に浮かぶ島へと向かうことで、物語が動き出す。 御手洗はどんなときも感情を見せることなく常に冷静沈着、常人には理解できないほどの頭の回転の速さと洞察力で、鮮やかに難事件を解決していく人物
東洋一のサウンドクリエイターと豪語する横山剣。彼が日常を離れて欲するのはアジアの空気だ。むせ返る熱気や猥雑な喧騒の中をあてどなく彷徨し、自身の中に潜む感性を研ぎ澄ます。 文・オオサワ系 写真・淺田 創(Secession) グローブトロッター21インチトロリーケース ¥140,000〈グローブ・トロッター銀座 Tel.03-6161-1897〉 創作意欲をかきたてる旅先での刺激と孤独感 自他ともに認める“香港LOVER”である横山剣。そのルーツは幼少期の実体験にあるという。 「小学生の頃、テレビを見ていたら映画『慕情』をやっていたんです。ストーリーはわかりませんでしたが、画面に映る香港の風景に釘付けになってしまって。それ以来、憧れが強まりました」 それだけに、初めて訪れたのはおよそ40年以上も前だが、その記憶が今でも鮮明に焼きついている。 「当時はまだ啓徳(カイタツク)空港でした。着陸する
成功した経営者の多くが、最も悩み、考え、成長できた時期に、プレイングマネージャー時代を挙げる。管理職になりたての頃の困難を訊く連載。第24回は米DUFL共同創業者 兼 DUFL International社長の塚本信二氏。
時間をテーマにインタビューを行う連載の第3回。今回は、建築家の荒木信雄が登場。彼は日常にあらわれる、ふとした「隙間」の時間を大切にしているという。 写真・淺田 創 @ SECESSION 文・川上康介 渋谷にある荒木の事務所からは、名建築として名高い国立代々木競技場を一望できる。「この眺めを見て、すぐにここにしようと決めました」 ストライプのボタンダウンシャツにデニム。いかにも建築家といった雰囲気はない。でもその何気ないスタイルが彼らしさの表現だということに、インタビューを終えてから気がついた。 「だいたい常に大小あわせて10件前後のプロジェクトを抱えています。全部自分で目を通して進めたいので、あまり多くなり過ぎないようにしているんですが、それでも週末も含め、ほぼ毎日仕事をしていますね」 ショップやオフィス、住宅からプロダクトまで、さまざまな仕事を手がける建築家・荒木信雄。 前回登場した康
時代を見据え、時代を動かし、時代を変える。プロデューサーとして100を超えるプロジェクトを同時進行で進める秋元康の本来の顔は作詞家。5000曲以上の詞を書き、1億枚以上を売った。ヒットを生み続けられるのは、才能なのか、あるいは……?35年にわたる作詞家人生とその哲学を語った。 Photos: Tsukuru Asada @ Seccesion Styling: Takashi Kumagai Words: Kosuke Kawakami デビューは『タコローダンシング』 日本で生活している以上、彼の書いた詞にまったく触れずに生きることは不可能だろう。2015年12月、 秋元康 が作詞したシングル総売上枚数が1億枚を突破した。作詞家別の売上ランキング2位の阿久悠が6834万枚。1億枚というのがいかにずば抜けた記録かということは、それだけでも理解できる。 これまでプロデューサーとしての秋元康の
50歳という人生のターニングポイントを迎える本木雅弘。役者としても人間としても、いっそう深みが増していく50代──。人生の黄金期に向けて舵を切りはじめたばかりのひとりの男が描く理想の“人生のあり方”とは? Photos: Charlie Gray Styling: Tomoki Sukezane Hair & Grooming: Kota Suizu Text: Shiho Amano ジャケット ¥220,000、パンツ ¥600,000 ※ともに予定価格〈BURBERRY PRORSUM〉、シャツ ¥45,000 ※予定価格〈BURBERRY LONDON/以上すべてバーバリー・ジャパン Tel.0066-33-812819〉 靴 ¥67,000〈CROCKETT&JONES/グリフィンインターナショナル Tel.03-5754-3561〉 モデルのような体型ではないから シャッター音
ニューヨークの洗練と活気は、多様なものを生み出してきた。そんなニューヨークと響き合う人物に、当地でのエピソードを語ってもらう連載。第5回目は日本画家の千住博さん。「フラットウォーター」や「ウォーターフォール」といった代表作はニューヨークだから完成できたと言う。
時間は誰にも平等だ。1日は24時間。人生という“時間”を、私たちはどう生きるべきか。第2回は、スマートフォンによる決済サービス「Origami Pay」を発表し、超多忙な日々を送るOrigami CEO 康井義貴に聞いた。 写真・淺田 創 @ SECESSION 文・川上康介 普段はデニムなどカジュアルなスタイルが多い康井だが、「Origami Pay」のローンチのため、スーツを着てクライアントをまわることも増えたのだという。 ヨットが帆いっぱいに風を受けて進むように、Origamiの康井義貴CEOは今という時代の海原を前へ前へと進み続けている。2012年、26歳のときに会社を設立、翌年Eコマースサイト「Origami」を立ち上げた。それは、彼にとって夢への第一歩にしか過ぎなかった。 「4年かけて、ようやくやりたかったことがカタチになりました。ずっとお腹のなかで育てていた子どもがついに産ま
NHK連続テレビ小説『花子とアン』では、日本中の奥様がたのハートを鷲づかみ一方、園子温監督の映画『TOKYO TRIBE』ではサブカル層を唸らせた。いま最も注目が集まる若手俳優の一人が鈴木亮平だ。 写真: TAKA MAYUMI 文: サトータケシ 鈴木亮平 俳優 1983年生まれ。兵庫県西宮市出身。NHK連続テレビ小説『花子とアン』や主演映画『TOKYO TRIBE』などで注目を集める。2015年3月に映画『風に立つライオン』、初夏には『予告犯』、6月に『海街diary』が公開予定。 186cmの長身に引き締まった筋肉質の肉体、そして甘い笑顔。英検1級の折り紙つきの英語力がそれに備わる。世界に最も近い日本人俳優はこの人ではないか。そう話を振ると「それはいつも考えています」と即答した。 「でもその前に、日本を代表する俳優の一人になっておかないといけないと思っています」 連ドラからエッジィな
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