5月28日配信の有料メルマガは、「ソーシャルメディアは中間共同体になり得るのだろうか?」。個人と社会とのワンクッションとして、政治結社や企業が役割を担ってきた“中間共同体”。SNSは今後中間共同体になり得るのだろうか、その可能性について解説しています。また、マスコミと警察の関係性についても歴史を紐解いて論考しています。 以下は本文の抜粋から 中間共同体論は、実はいまの日本において最も重要かつホットなトピックだと私は考えています。ただこのトピックは顕在化していないので、マスメディアなどではアジェンダ(社会的議題)としてはあまり扱われてはいません。 中間共同体とは何か。私たちは「日本社会」「世界」というような大きな社会とはダイレクトに接続することはできません。「個」が自律的に動き、大きな社会の中で流動的に生きていくというのは理想的なイメージに見えるかも知れませんが、それはどちらかといえば幻想的