政府提出の教育基本法改正案を「本音」に書き換えるという「遊び」。 例えば、第二条(教育の目的)の「建前バージョン」は、 第二条 教育は、その目的を実現するため、学問の自由を尊重しつつ、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。 一 幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体を養うこと。 二 個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との関連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。 三 正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと。 四 生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。 五 伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他
2年生のゼミで「食事と家族」についての発表があった。 「個食」という言葉が日本語の語彙に登録されて久しい(ATOKでは「こしょく」と打つとちゃんとこの文字が出てくる)。 ご存じでない方のために申し添えると、これは「ひとりでご飯を食べる」ということである。 「個食」は「孤食」でもある(これもATOKの語彙には収録されている)。 同じテーブルを囲んでいても、家族がばらばらに違うものを食べているのであれば、それも個食である。 同じテーブルを囲んで、同じ食物を食べていても、全員がテレビを見ていて無言でいるなら、それも広義における個食である。 個食の反対概念を考えればよろしい。 それは「共食」である(「ともぐい」と読まないでね)。 人々が集まって車座になり、一つの食物を分け合う儀礼を持たない共同体は地球上に存在しない。 共同体を立ち上げる基本の儀礼である。 それは原理的には「分割不可能なものを分かち
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く