「ハッカソンの作り方」を、著者の大内孝子さんからいただいた。 この本の執筆の際、私が立ち上げ・運営に関わってきた100均ハッカソン「ヒャッカソン」についても取材していただいた。 この間取材を受けたと思ったらもう本が出来ていてびっくり。 また、私が先日書いたエントリ「最近の『ハッカソン』について」にも言及がある。 本書は、主にハッカソン開催側に向けた内容となっている。 コアなgeek層が積み重ねてきた、hacker文化の色濃いハッカソンの歴史を踏まえつつも、本書の主眼は企業や団体が主体となって開催する「いまどきの」ハッカソンだ。その中でも、ハードウェア系・Maker系ハッカソンにはかなり重点を置いている。多くのハッカソンを取材し、主催者へのインタビューを行って生の声を拾い、それらへの鋭い分析を加えた良書だ。 これを読んだ印象として、ああ、やっと時代が必要としていた本が出たなあと感じた。ハッカ