『デザインするな』の様子を見るため、最近時間があれば本屋めぐりをしています。雑誌の仕事をしていたときも、たまに書店を歩きましたが、基本的には校了すると、もう頭は次の号。販促は営業任せでした。 雑誌の場合は刷り部数が決まっていて、その中の何%が売れるかが勝負です。売り上げはデータで把握するもので、読者や書店の方と直接交流する機会はほとんどありませんでした。雑誌ライターになると、編集者から伝え聞く売れたか売れないかの話だけが頼り。社外秘であることが多く、正確な販売部数は教えてくれないません。読者からの反応も編集者を介して聞くことがほとんどでした。(自分の文章を読んでくれる人と交流したいというのは、このブログを立ち上げた動機のひとつでもあります)。 書籍の仕事をしてみて、書籍はギャンブル性が非常に高いビジネスだということを知りました。最初は、初版の数千部を売り切るか売り切らないかで闘って、負けれ
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