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  • 政治家の「答弁拒否」の言語学:     計量政治言語学のアプローチ|下地理則(九州大学人文科学研究院 教授)

    答弁拒否の言語学 「お答えを差し控えさせていただきます」。 国会中継を少しでも見たことがあれば、必ず聞いたことのある言い回しである。質問に答えない、と丁寧に宣言する定型句。あまりに聞き慣れて、国会とはそういう場所だと思っている人も多いだろう。 政治家は言葉が命だとよく言われる。演説で支持を集め、答弁で責任を果たし、失言ひとつで職を失うという意味において。要は、彼らの仕事は、かなりの部分が言葉でできている。そうであれば、その言葉を一つひとつ聞き流すのではなく、何十万件という単位で体系的に測れば、個々の発言の意図の向こうにある行動パターンが見えてくるはずである。誰が、誰に何を問われたとき、どうやって答えを避けるのか。それは言葉を観察の出発点にした権力の研究になる。 計量政治言語学筆者は言語学者である。言語学というのは来、言葉そのものが目的地の学問。音の体系、文法の仕組み、敬語の使い分けなど、

    政治家の「答弁拒否」の言語学:     計量政治言語学のアプローチ|下地理則(九州大学人文科学研究院 教授)
    graynora
    graynora 2026/08/05
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