今回から2回に渡り、Ubuntuで利用可能ないくつかのソフトウェアを組み合わせて、入力テキストを喋る仕組みを作るレシピをお届けします。Mbrola、MeCabを使って音声を合成し、Linuxのサウンドサブシステムを通じて音声を出力します。 MBROLAプロジェクトとは MBROLAとは、汎用音声合成エンジン「mbrola」と、mbrolaで利用可能な音声データベースを開発するプロジェクトです[1]。1995年にベルギーのFaculte Polytechnique de Mons大学のTCTS研究室が開始しました。音声合成エンジンもデータベースもバイナリーの形で提供されているためオープンソースソフトウェアではありませんが、フリーなライセンス[2]のもとで利用できます。 DebianやUbuntuではmbrolaのパッケージが提供されています。Ubuntuソフトウェアセンターでmbrolaを
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