ブックマーク / note.com/dokuninjin7 (5)

  • フェミ的搾取をやめろ! ――「性的搾取」概念の濫用問題|青識亜論

    もうそろそろいい加減にして欲しい。 自分の気に入らないイラストや作品が存在することについて、とりあえず「性的搾取」というジャーゴンでぶん殴るいつものアレである。 https://twitter.com/otaota_1215_m/status/1556636402284363777 いや、データないのに差別だの性搾取だのというレッテル貼って回るの、普通に迷惑以外のなにものでもないと思うのですが。「害悪」はどっちですかね。 https://t.co/OBQhn4xyTU — 青識亜論(せいしき・あろん) (@Frozen_Sealion) August 9, 2022 いきなり貼り付けられる無茶苦茶なレッテルに対して、「データがない」と指摘することは、当然も当然、当たり前体操のレベルである。 このオタギリ氏という人物、「害オタ嫌い」とプロフィールに明記しているが、データもなにもなく、差別や性

    フェミ的搾取をやめろ! ――「性的搾取」概念の濫用問題|青識亜論
  • キャンセルカルチャーをキャンセルするには?――対抗戦略の具体的検討|青識亜論

    温泉むすめ」の運営会社、株式会社エンバウンドがスポーツ文化ツーリズムアワードの受賞を辞退したというニュースが、インターネット上を駆け巡った。 温泉むすめは、5年前から地道に活動を続ける「温泉地」を美少女キャラクターに擬人化したメディアミックス作品であり、クリエイターや声優の方々の地道な努力もあって、少しずつ、各地の温泉事業者や観光協会とのコラボが進んできた、まさに「萌え興し」の理想型とも言える成果をあげてきた作品であった。 文化資源と観光地の融合による魅力発信という、まさに「アワード」の趣旨にふさわしい、優れた取組であった。なぜ、それが受賞辞退に追い込まれたのか。 発端は、またしてもフェミニスト運動家・仁藤氏による炎上扇動的なツイートだった。 昨日指摘した性差別・性搾取表現や中等部の設定などをこっそり削除しているようだが、見れば見るほど男の願望を形にしたキャラクターばかり。肌の露出やはだ

    キャンセルカルチャーをキャンセルするには?――対抗戦略の具体的検討|青識亜論
  • フェミ炎上にトドメを刺す「銀の弾丸」|青識亜論

    かつて「フェミニスト」であったトイアンナ氏は、次のように述べる。 女性の人権は大事だ。Woman Lives Matter。ところでそのために、他の権利を制限するなら、とても慎重に議論されなければならない。女の人権が尊重されるべきなのと同様に、他の権利……たとえば表現の自由や、言及される女性の人権、そして男性の人権も同様に尊重されるべきであろう。 そうでなければ、対等な地位と権力を求めながら、責任は負わない『子ども』になってしまう。それこそ、伝統的に保護されるべき、未熟な存在として扱われてしまうのだから。 男女に平等な権利をという、大元のフェミニズムの主張は、まだ意義と正当性を失っていないと私も思う。 女性の活躍に対して、日社会はもっと開かれるべきだ。それは女性自身のためばかりではなく、才能のある女性による豊かなプロダクトを通じて、男性や社会全体の福祉も増進する、素晴らしいことだ。 だが

    フェミ炎上にトドメを刺す「銀の弾丸」|青識亜論
  • 論点整理:呉座勇一氏と北村紗衣氏を巡る一連の論争――または、扇動者たちのオクラホマミキサー|青識亜論

    呉座勇一氏は、門外漢の私でも知っているほどの、著名な日中世史研究者だ。 メディア的には、井沢元彦氏や百田尚樹氏らを実証史学の立場から痛烈に批判したことで知られている。大河ドラマの時代考証にも関わっている人物だ。 そのような呉座氏が過去の発言で炎上していると知って、私はにわかには信じられず、togetterのまとめサイトを読んだ。 (※現在はtogetter記事自体は削除済) 率直に言って、開いた口がふさがらなかった。 同業者である北村紗衣氏に対する、粗雑な批判や中傷の数々がそこにはあった。 さえぼうの権利主張こそ「私はこんなすごい研究者なのに女だから正当に評価されていない!」というのが根底にあって、エリートとしての義務を果たそうとしているところを見たことがないぶっちゃけ、さえぼうは「自分は凄いのに(女性だから女性差別の日社会では?)正当に評価されてない」と言いたいだけだよな。ポスドクが

    論点整理:呉座勇一氏と北村紗衣氏を巡る一連の論争――または、扇動者たちのオクラホマミキサー|青識亜論
  • 論点整理:「明日海賊にはなれないが、小学生を襲うことはできる」について|青識亜論

    小児性愛(ペドフィリア)に関する議論が終わらない。 児童型ラブドールについて、私は次のようなnoteを書いて整理したが、児童型ラブドールを題材にしたレビュー漫画がバズッたことをきっかけに、議論が再燃している。 ※既出の論点の復習までに、拙稿のリンクを。 多数の論点が乱雑に提起されているため、主要な論点に一つ一つコメントしていきたいと思うが、結論から言えば、私の立場はどの論点についても「半分賛成・半分反対」ぐらいのものである。 というのも、普遍的な法や正義や倫理について語っているような部分と、個人の感情や処世術としての小児性愛(さらにはオタク趣味)一般への向き合い方の問題とが、混然一体となって記述されているからだ。 稿では、「法や正義の問題として見たときにどうか」と、個人としての感情や共感の問題としての小児性愛という問題の二方向から照射しながら、簡単にコメントしていきたいと思う。 今回の論

    論点整理:「明日海賊にはなれないが、小学生を襲うことはできる」について|青識亜論
  • 1