ブックマーク / note.com/prof_nemuro (3)

  • 女の賃金が少ないのは「男らしさ」から降りているから|Prof. Nemuro🏶

    では(おそらく意図的に)不正確に報道されているが、スウェーデン王国銀行経済学賞を受賞したゴールディンの(アメリカにおける)男女の賃金格差についての発見とは、その根的な原因は性差別ではなくextremeな働き方の性差だったというものである。 それでも残る賃金格差みたいなものとして彼女(Goldin)が注目したのが、どれぐらい長時間労働できるかとか、どれぐらいクライアントの要求にフレキシブルに対応できるかって。我々の番組タイトルで、extremeな働き方をしてると単に稼げるだけじゃなくて一時間当たりの時給みたいなものも高くなりがちだって。 男女が同一労働同一賃金であっても、その二人が結婚して子供が生まれると、「男はextremeな働き方を継続・女は子育てのために仕事をセーブ」という分業となり、賃金格差が生まれるわけである。 格差を問題視する人々は「女が不幸な立場を強いられている」ように叫

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  • 日本の賃金を下落させた改革と思想|Prof. Nemuro🏶

    「なぜ20年以上も日の賃金は下落している?」中野剛志が指摘する“当の理由” #菅首相 #経済 #文藝春秋 #文春オンラインhttps://t.co/nd1rKMz6k4 — 文春オンライン (@bunshun_online) November 23, 2020 中野氏によれば、70年代までは、「賃金主導型成長戦略」によって成長し続けてきた日経済も、80年代、とりわけ90年代以降に採用された、「構造改革」という名の「利潤主導型成長戦略」によって低迷し続けてきたのだ。 名目賃金は1997年度、実質賃金は1996年度がピーク。 1996年度→2018年度に国民所得は+3.3%、賃金・俸給は+0.8%だが、法人企業所得(配当等支払前)は1.7倍、配当は6倍に激増している。 「賃金主導型成長戦略」の起源は第二次世界大戦の総力戦体制にある。 戦争によって所得と富の格差が是正されるためには、戦争

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  • 非婚化・少子化の真犯人|Prof. Nemuro🏶

    非婚化・少子化のメカニズムについては[社会]にまとめているが、記事数が増えて探しにくくなってきたようなので、この記事では初見の人を対象にポイントを絞って書いてみる。 【#子子部】 5月29日(金)、総合的かつ長期的な少子化に対処するための施策の指針として「#少子化社会対策大綱」を策定し、「希望出生率1.8」の実現に向けて取組を進めていくこととしました。 詳細はこちら→https://t.co/j5wqqbuAxq pic.twitter.com/OVOfSEH2Di — 内閣府 (@cao_japan) June 1, 2020 下は「少子化社会対策大綱」の一部だが、この分析そのものは正しい。 少子化の主な原因は、未婚化・晩婚化と、有配偶出生率の低下であり、特に未婚化・晩婚化(若い世代での未婚率の上昇や、初婚年齢の上昇)の影響が大きいと言われている。 若い世代の結婚をめぐる状況を見ると、

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    greenmold
    greenmold 2020/06/09
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