「米海軍はなんでファランクスとかSeaRAMとかレールガン(電磁加速砲)みたいなケッタイな兵器持ってんの?」 ―それはもちろんロシアがケッタイな兵器を持っているからです。 特に米海軍が恐れているのが、艦対艦ミサイル「P-270モスキート」と超音速対艦ミサイル「P-800オーニクス」で、この脅威に対抗するため、ヘリコプターをベースとする電子戦争システム「Advanced Offboard Electronic Warfare(AOEW)」の開発に着手したほどです。 どちらとも固体ロケット・ラムジェット統合推進システムの巡航ミサイル、どちらとも弾頭には重量550~710ポンド(250~322kg)の榴弾(HE)を搭載。あんまり自分の艦めがけて飛んできて欲しくないって意味では、どっちもどっちです。 P-270モスキートはラドゥガ設計局が開発したもので、艦対艦ミサイルとして初配備されたのは1970
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