愛知県碧南市長選は21日、投開票され、無所属新人の元市議小池友妃子氏(54)が、5選を目指した無所属現職の禰宜田政信氏(72)、無所属新人の元市議鈴木良和氏(67)を破り、初当選した。同県では長久手市の佐藤有美氏(46)に続き2人目の女性市長となる。
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市がJRゲートタワー15階に設置したストリートピアノ。苦情が相次ぎ、現在は利用休止となっている=名駅で 市が、名駅のJRゲートタワー十五階に設置した「ストリートピアノ」が三月末から利用休止となっている。誰でも自由に演奏できるグランドピアノで、気軽に音楽に触れてもらう狙いだったが、近くの店舗の客から「演奏がうるさい」などの苦情があったためという。一部の人が大音量で演奏したことが原因で、設置から一年足らずで市が対応を迫られた。 (細川暁子) 文化的なにぎわいづくりとして近年、駅や街中にピアノを設置する取り組みは各地でさかんになった。人気のポップス曲をアレンジした演奏や、聴衆が集まる様子を映した動画が多数、ユーチューブなどに投稿され、演奏待ちの列ができる場所もある。...
来春で導入から30年となる「外国人技能実習制度」を巡り、実習生の半数以上を占める最大の派遣国ベトナムで、新たな実習希望者が減っている。今年7月以降、実習1年目の在留資格で入国するベトナム人が、新型コロナウイルス流行前の2019年の同期間と比べ6割に減少していることが判明。過酷な労働環境に加え、急激な円安や自国の経済発展も背景にあるとみられ、関係者は「日本離れ」を指摘している。(斎藤雄介、篠塚辰徳) 外国人技能実習制度 途上国への技術移転、人材育成を目的とする外国人研修制度を補う形で1993年に始まった。実習期間は段階的に延長され、現行は最長5年。在留資格は実習1年目の「技能実習1号」、2・3年目の「2号」、4・5年目の「3号」がある。出身国別(2022年6月末時点)でベトナム(56%)、インドネシア(12%)、中国(11%)の順に多い。受け入れ事業者は建設業、製造業、農業など約6万7000
自民党愛知県連緑区支部は十四日に開いた支部役員会で、名古屋市緑区選出の渡辺昇県議(54)=四期=に離党を勧告した。渡辺氏は「同性結婚なんて気持ち悪い」と交流サイト(SNS)に投稿して批判を浴び、来春の県議選に立候補しない旨を書面にして十月上旬に同党県連に提出。しかしその後、無所属で立候補する意向を示したとされ、支部は「反党行為」と問題視している。 支部が渡辺氏に対し、役員会で立候補の意向をただしたところ、渡辺氏は「『選挙に出ません』と確かに言ったが、人間は心変わりするもので、選挙には出ます」と発言したという。 渡辺氏は同党県議団を離れ、県議選への公認申請も取り消されているが、党籍は残している。支部は二十一日までに渡辺氏から離党届が提出されなければ、除名する方針。同党県連によると、除名は支部の判断でできる。渡辺氏は本紙取材に離党勧告があったことは認めたが、「次の県議選には緑区から出るつもりは
岐阜協立大(岐阜県大垣市)硬式野球部で今月十四日、ランニングを命じられた四年生の男子部員(22)が倒れて意識を失い、翌十五日になって死亡していたことが、大学などへの取材で分かった。当時、監督らは救急車を要請せず、男子部員が倒れて三十分以上が経過した後に、車で病院に運んでいたという。大学は第三者委員会を設置し、当時の対応や経緯を調べる。 大学などによると、十四日午前、大学敷地内にあるグラウンドで、用具が片づいていなかった点を問題視したコーチが、三、四年生の部員らにランニングを命じた。一時間近く走ったところでこの男子部員が転倒した。 取材に語った別の部員によると、倒れた男子部員は当時、口から泡を吹き、鼻血が出て、目の焦点が合っていなかった。部員やトレーナーが救急車を呼ぶよう進言したものの、臼井洋介監督は市内の病院に連絡するよう指示。男子部員は学生スタッフが運転し、同監督が同乗する車で病院に運ば
愛知県蒲郡市で新型コロナウイルスに感染した50代男性が「ウイルスをばらまく」と知人に言い残してフィリピンパブなどを訪れた問題で、この男性が18日午後1時ごろ、県内の入院先の病院で死亡した。男性は新型コロナウイルス感染前から重い持病があったという。関係者への取材で分かった。 男性は4日に陽性が判明した後、県の自宅待機の指導に従わず、1人で同市内の居酒屋とフィリピンパブに立ち寄った。両店は店内を消毒した上で同日から営業を停止。パブ経営者の男性は13日、営業を妨害されたとして県警蒲郡署に被害届を提出、県警は業務妨害の疑いがあるとみて捜査する方針を発表していた。 パブでは30代の女性従業員が新型コロナウイルスに感染していたことも12日に判明。この男性に接客はしていなかったが、店に居合わせていたことが分かっている。男性の両親も先に新型コロナウイルスに感染していることが確認されていた。 (中日新聞)
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