それはまだ私が神様を信じなかった頃。 結婚したての頃だから、かれこれ15年にはなるだろうか。当時、身内で「動物占い」が大流行した。 ちなみにわたくし、占いを盲信する鳩○夫人ほど人間離れはしていないが、ネタとして使った松本龍復興大臣相にマジツッコミする三原順○議員ほど狭量でもない。全ては物質と物理現象で説明が出来る唯物論に近い考えを持っているが、一方で仏様は信じていたりする。研究者なんてそんなもん。 動物占い、といっても、玖保キリコの奴ではない。同じ四柱推命をベースにしたもので、出てくる動物の数は十二支の12種類。だが、同じ動物でも形容する言葉がたくさんあるため、生年月日に対応してバラエティあふれる動物名が与えられる。この動物を形容する言葉があまりにも秀逸だったのである。 「つむじ風に乗ってきた宇宙猿」 「反逆のレーダー馬」 「我が道を行く頑固な羊」 「ねずみ算をする大ねずみ」 などなど。ダ