メキシコ南東部ユカタン半島ホムン村のセノーテ(2021年7月24日撮影)。(c)HUGO BORGES / AFP 【9月26日 AFP】メキシコ南東部ユカタン半島(Yucatan Peninsula)に数千か所ある天然の泉「セノーテ」は昔から神聖な場所とされ、先住民マヤ(Maya)にあがめられてきた。人気の観光スポットにもなっているセノーテは今、大規模養豚場の脅威にさらされている。 陥没した穴に水がたまったセノーテは、リビエラマヤ(Riviera Maya)地区に迷宮のように広がる洞窟の一部を成している。それらの洞窟は、緑豊かなジャングルの地下の巨大な帯水層につながっている。 先住民はセノーテを飲料水にしており、「聖なる井戸」と呼ばれてきた。 ツアーガイドとして働く先住民のドロテオ・ハウ(Doroteo Hau)さん(62)は「神の恵みであるこの地域は、ふるいのようなものだ。一帯の水はセ
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