タバコ屋といえば「角」のイメージが強くありませんか。 ▲ 角のタバコ屋(草津市大路・岩佐資生堂) 小説にも慣用句の如く「角のタバコ屋」というフレーズが登場しています。 洲崎町の角の煙草屋の前には二度出た。二度共硝子戸越に中を覗いて見たが、二度共例の恥かしがる娘が店に坐つてなかつた。(石川啄木『病院の窓』) 角から見た煙草屋の飾り窓。巻煙草の缶、葉巻の箱、パイプなどの並んだ中に斜めに札が一枚懸っている。この札に書いてあるのは、──「煙草の煙は天国の門です。」徐ろにパイプから立ち昇る煙。(芥川龍之介『浅草公園』) 一体なぜタバコ屋といえば「角」なのでしょうか。 実際タバコ屋は角に多いのか? 教えて!gooで「角のタバコ屋」に関する質問がありました。 oshiete.goo.ne.jp 専売公社時代のタバコ販売の免許取得の条件が厳しく、人通りが多くて採算の取れる場所でないと許可されなかったので、
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