こち亀は何巻ごろが「全盛期」か? そして、何巻ごろからダメになったのか? 『こち亀』こと『こちら葛飾区亀有公園前派出所』のファンが集まると、自然とこういう話題になる。 「ファン」なのに「ダメになった」こと前提かよ、とツッコまれるかもしれないが、残念なことに「こち亀は1巻から200巻まで全部最高だよ!」と主張する人はほとんど見たことがないので仕方ない。 最も多い意見としては、「100巻までは面白いが、それ以降は……」とよく言われる。 100巻までというのは区切りが良いし、概ね多くの人が同意する分け方のようだ。 もう少し厳しい人は「いや、麻莉愛が出てきたあたり(67巻)からすでに下り坂だ」と主張したりもする。 このようなことを考えながら、今回『こち亀』をざっと読み返してみたので、各時代(10巻単位)ごとの作風の変遷を辿ってみた。 10巻まで 最初期は両津のキャラもあまり固まっていない。 基本的

