6月23日、中国研究者の論文発表数がこの10年で4倍に増えたことが分かった。写真は北京の研究者。2007年8月撮影(2010年 ロイター /Alfred Cheng Jin) [拡大写真] [香港 23日 ロイター] 過去10年間に日本の研究者が発表した科学論文の数はおおむね横ばいである一方、中国からの発表数は4倍に増えていることが分かった。 トムソン・ロイターがまとめた報告書によると、日本の研究者が2009年に発表した論文数は7万8500本で、2000年の7万2000本から微増にとどまった。一方、中国からは2009年に12万5000本が発表され、2000年と比べると4倍近く伸びた。 日本からの論文発表数が伸び悩んでいることについて、トムソン・ロイターの研究評価部門ディレクターは声明で、「国際共同研究の少なさに起因する可能性がある」との見方を示しており、報告書は、日本の研究者がアジア太