http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/judo/news/20120731-OHT1T00047.htm …中矢が力尽きた。終了のブザーが響くと、あおむけになり、真上でイサエフが両手を広げて喜びを表現する屈辱のエンディングを迎えた。大胆かつキレ味鋭い背負い投げを駆使し大暴れ。しかし、快進撃は決勝で止まった。「金メダルを持って帰るという目標を掲げていたので、この色のメダルはあまりうれしくない」と涙ぐんで言葉を絞り出すと、初の五輪を「すごく悔いが残る。決勝で負けたのは自分の力不足」と振り返った。 「銀は、金より良いと書く。銅は、金と同じと書く」というのは言葉遊びにも思えるが、一面の真理でもあるかもしれない。しかし、頂のみを見つめる権利も競技者にはある。水泳陣のように銀や銅を、もっと喜んでほしくもあるが、本人が「金でないと…」というのもまた仕方ない。 ただ、MMAフ