6月13日、菅義偉官房長官は、株価の下落について株式市場の動きを冷静にみて、影響を注視する姿勢を示した。4日撮影(2013年 ロイター/Yuya Shino) [東京 13日 ロイター] - 菅義偉官房長官は13日午後の記者会見で、きょうの金融市場における株価の下落について、株式市場の動きを冷静にみて影響を注視する姿勢を示した。 ただ経済指標などからみて、景気回復には自信をもっているとし、その動向に一喜一憂しないとした。円高方向の動きについても、過去にドルが76円台まで進行したことを引き合いに、現状についてまだ政権発足時より円安との認識を示した。 菅官房長官は13日の金融市場で株安・円高方向に動いたことについて「円高の際には76円までいったのだから。現在は1ドル94円。安倍政権の発足時に比べたら、株価は4割くらい上がっており、為替もきょうは円高に振れたとはいえ、15円くらい円安になっている