安倍首相は真っ青になっているらしい。27日に投開票される沖縄市長選が“惨敗確実”の情勢になっているからだ。 「大新聞テレビは、27日に行われる鹿児島2区補選の情勢を大々的に報じていますが、官邸が気にしているのは、補選よりも同じ日に投開票される沖縄市長選の行方です。もし、市長選で負けたら、野党陣営が勢いづき、9月に行われる沖縄県内の統一地方選、11月の県知事選と次々に負ける“敗北ドミノ”が起きかねない。すでに名護市長選も惨敗しているのに、県知事選でも負けたら、普天間基地の辺野古移転は絶望的になってしまう。安倍政権にとって、沖縄市長選は絶対に落とせない選挙戦。ところが、野党陣営に大差をつけられているのです」(自民党関係者) 20日に告示される市長選は、自民党が推す桑江朝千夫(58)VS.野党候補の島袋芳敬(64)の一騎打ちの構図だ。現在、野党候補の島袋芳敬が10ポイント以上リードしている。