東日本大震災の発生当時、民主党政権で官房長官を務めた立憲民主党の枝野幸男代表(56)が、日刊スポーツのインタビューで復興への思いを語った。 震災当時、青色の作業ジャンパーで不眠不休の情報発信を続けた姿は国民の目に焼き付いた。現在まで続く、東京電力福島第1原発の処理水問題など、突きつけられた最優先課題への政策提案を直言した。 ◇ ◇ ◇ -東日本大震災発生の直後から政府は記者会見を開いて情報発信を行った。すべてが予断を許さない状況で枝野氏は昼夜問わず、青の作業着姿で質疑応答に立ち続けた。官房長官就任から約2カ月目の奮闘にネット上には「枝野寝ろ」の投稿が拡散し、不眠不休のスポークスマンぶりは海外メディアでも報道された。 枝野氏 椅子に座って、うとうとするのを断続的に繰り返していた。分単位のレベルで次から次に情報が来る。ソファに横になった時に限って、新しい悪い情報がきた。疲れを感じる、い