菅首相は会見で感染急拡大について「要因は感染力が極めて強いとされるデルタ株だ。わが国でも急速な置き換わりが進み、全く異なる様相をもたらしている」と述べた。
共同通信の世論調査によると、東京五輪開催が新型コロナウイルス感染拡大の一因になったと思うとの回答が59.8%に上った。
沖縄県の緊急事態宣言を延長する政府方針が明らかになった7日夜、県幹部は「沖縄の声がことごとく無視されている」と批判した。新型コロナウイルスの新規感染者数が減少しているとして、玉城デニー知事がこの日、まん延防止等重点措置への移行を政府に要請したばかりだった。 延長期間は8月22日までとなる方向で、観光業の書き入れ時と重なる。県幹部は「飲食店は生きるか死ぬかの瀬戸際で悲痛な声が上がっている」と嘆いた。 ホテル経営者の男性は「一番の稼ぎ時に自粛して我慢しろというのか。沖縄経済に死ねと言うのと同じだ」と憤った。
「水!」 たった一言だが、この言葉には大きな影響力があったのかもしれない。 6月14日に開かれたEURO2020 (サッカー欧州選手権)の記者会見で、ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド選手が、目の前に置かれていた2本のコカ・コーラのボトルを撤去。 水が入っていると思われるボトルを記者席に向かって掲げて、「水!」と短くも力強くアピールした。 ロナウド選手は、2020年のGoalのインタビューで、最善の状態でプレーするために食べ物に注意を払っており、糖分の多い食べ物を避けてアルコールや炭酸飲料は飲まないと答えている。 コカ・コーラ撤去は、ロナウド選手にとっては好みを強くアピールしただけのものだったのかもしれないが、Instagramフォロワー約3億とカリスマ的人気を誇る同選手の行動は、EURO2020のスポンサーであるコカ・コーラにダメージを与えた可能性がある。 ロナウド選手の行動と株
愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る署名偽造事件で、「不正署名をした」などと責められ精神的苦痛を受けたとして、運動に参加し署名を集めた同県の男性が、運動を主導した美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長や、運動事務局長の田中孝博容疑者=地方自治法違反容疑で逮捕=らに慰謝料など損害賠償500万円を求めて名古屋地裁に提訴したことが1日、分かった。 男性は「結果として不正問題に巻き込まれた。民主主義の根幹を冒涜する行動をした一人とみられ、リコールを完遂させたい思いを踏みにじられた」と主張している。
東京都の小池百合子知事は23日の定例記者会見で、新型コロナウイルス対策で人出を抑制するため、午後8時以降は街灯を除いて店頭などの照明を消すよう業界団体などを通じて要請すると明らかにした。
立憲民主党の枝野幸男代表は9日のインターネット番組で、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、東京五輪・パラリンピック開催は困難との見解を示した。「人数を絞っても選手や関係者6万人が外国から一斉に来る。世界の変異株の展示会みたいな状況になり、結果として開きたくても開けないことになるのではないか」と述べた。 五輪関係者について「例外をつくるのはおかしい」と語り、入国時に待機期間で特例を設けるべきではないと主張した。
大阪府の吉村洋文知事は23日、現行制度では新型コロナウイルスの抑制に十分に対応できないとして「個人に義務を課す法令が必要だ」と府庁で記者団に述べた。
人工光合成の効率を世界最高水準まで高めることに成功した、豊田中央研究所の「人工光合成セル」=21日午後、愛知県長久手市 トヨタ自動車グループの豊田中央研究所(愛知県長久手市)は21日、太陽光を使って水と二酸化炭素(CO2)から有機物のギ酸を生成する「人工光合成」の効率を世界最高水準まで高めることに成功したと発表した。過程でCO2を材料とするため脱炭素化につながるほか、生成したギ酸から水素を取り出し燃料電池の燃料に使うこともできる。早期実用化を目指す。 豊田中央研究所は2011年に、水とCO2のみを原料とした人工光合成に世界で初成功。当初は太陽光エネルギーを有機物に変換できる割合が0.04%だったが、改良を重ね7.2%まで向上させた。植物の光合成の効率を上回るという。
Published 2021/03/11 07:30 (JST) Updated 2021/04/01 12:46 (JST) 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から、11日で10年を迎える。新聞社の政治記者として、当時の菅直人政権の対応を取材した者として、あの日と、そこから菅首相の退陣までの約半年間は、10年がたつ今でも、強い痛みとともによみがえる。 あの時菅直人政権に向けられた、憎悪にも似た国民の非難は、政権交代後も安倍晋三前首相らの手で「悪夢の民主党政権」と何度となく繰り返され、十分な検証もなく国民にすり込まれていった。 「戦後最悪の国難」になすすべもない中、多くの国民が怒りの矛先をすべて政治に向けたことを、全く理解しないわけではない。だがあの時、政治には比較対象がなかった。未熟な民主党政権だから対応がまずかったのだ―。そんな批判に抗する材料もなかった。 10年後の今、改めて考え
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