10月20日(日)冷たい雨。朝鮮総連本部会館の競売問題は、ますます奇々怪々の様そうを呈している。新聞各紙、テレビ各局は落札したモンゴルの会社に電話(会社登記簿に記された電話はケータイ電話)をするが、もはや誰も出なくなった。朝鮮総連幹部も黙したままである。そんな状況にあって、NHKがこんな報道を行った。 〈競売にかけられた朝鮮総連・在日本朝鮮人総連合会の不動産に、50億円もの価格をつけたモンゴルの企業は、経営の実態がないペーパーカンパニーの可能性が高いことがNHKの取材で分かりました。東京・千代田区にある朝鮮総連中央本部の土地と建物は、整理回収機構の申し立てで競売にかけられ、鹿児島県の宗教法人がいったん落札しましたが、代金が納付されなかったため、今月入札がやり直され「アヴァール・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー」というモンゴルの企業が、50億1000万円と最も高い価格をつけました。 モ
6月25日(月)今夕、衆議院で代議士会が開かれる。野田首相が「いのちをかける」と進めてきた消費増税法案。前原政調会長が一方的な規約解釈で党内論議を断ち切ったため、多くの議員に深い不信感が残っている。私もまたその一人だ。議論以前のルールに問題があった。採決で反対や棄権を表明する議員は70人にのぼる可能性がある。それを切り崩すため「小沢一郎夫人書簡」が利用されている。その内容の多くがデマであることはツイッターで明らかにしてきた。夫人は数年前から自宅に不在なのに小沢氏の行動を具体的に書けるはずがない。しかも「放射能が怖くて逃げた」というのはまったくのデマゴギーだ。筆跡への疑問もある。鑑定に意味がないのは政界には多くの代筆屋がいるからだ。議員や夫人は多数の支援者に直筆の手紙を出すが、なかなか執筆する時間のゆとりはない。そこで筆跡を似せた代筆屋に依頼する。そんな世界なのだ。オウム逃走犯の手配写真や似
4月25日(水)霊感商法など反社会的行為で知られる統一教会から「警告文」が届いた。ここに公開する。広報局などという名称が何の実質もないことは、以下の内容を見れば一目瞭然である。正当な取材行為で入手した資料を公開することは、どこのメディアでも行っていることである。それを法的手段などと脅すところが霊感商法団体の構成員らしい対応である。霊感商法被害弁連に所属している弁護士によると「あの程度のものは引用と同じで何も問題などありません」との判断だ。これからも必要に応じて文書を公開していく。それが問題ある団体を監視する国会議員の役割でもある。
抗 議 書 2011年9月1日 青 沼 陽 一 郎 滝 本 太 郎 藤 田 庄 市 (50音順) 株 式 会 社 講 談 社 御中 代表取締役社長野間省伸 殿 記 貴社にあって、「A3」森達也著(集英社インターナショナル刊、2010年11月)に平成23年の講談社ノンフィクション賞を授与するとの報に接し、ここに、次のとおり抗議する。 1 オウム真理教およびその事件の重大性と特質 いわゆるオウム真理教とその事件は、1995年発覚した戦後日本における最大かつ一連の刑事事件として、果ては化学兵器まで使った無差別大量殺人事件として、また教祖の麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚と実行犯ら弟子の関係の異様さから大きな関心を集め、その裁判も様々な分析ともども、日本国中のみならず世界的な関心事となっている。 それら内容は、過去の事件にとどまらず将来にわた
有田芳生の『酔醒漫録』 ジャーナリスト、新党日本の副代表として挑む日本の根本的転換。その眼から見た日々の雑感を綴ります。「酔醒」は中国の「梁書」にある「酒を飲むこと能はざるも、賓客交遊を好む。終日獻酬して、其の酔醒を同にす」から取りました。 11月25日(日)晴れ。サンデープロジェクトを途中まで見て駅前まで出かける。駅前は衆議院選挙の区割りでいえば東京10区。そこで共産党の岸良信・練馬地区委員長(東京9区から立候補予定)がはじめての街頭演説を行うというので聞きに行った。歩いていたら共産党の宣伝カーが通りすぎていった。前の席に岸さんが座っていたので挨拶すると「お〜!頼みますね」。頼まれてもなあと苦笑。同時代に学生運動に関わったものの、私は京都にいて、岸さんは都学連の委員長だったから、直接の接点はなかった。その岸さんが光が丘の私の自宅までやってきたのは、もう20年も前のこと。私が一水会(当時は
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