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  • 北角氏解放と笹川陽平氏がミャンマー国軍に持つ「パイプ」 : 「平和構築」を専門にする国際関係学者

    「平和構築」を専門にする国際関係学者 篠田英朗(東京外国語大学教授)のブログです。篠田が自分自身で著作・論文に関する情報や、時々の意見・解説を書いています。過去のブログ記事は、転載してくださっている『アゴラ』さんが、一覧をまとめてくださっています。http://agora-web.jp/archives/author/hideakishinoda 日とミャンマー国軍との関係が動いた。5月13日、ジャーナリストの北角祐樹氏の解放を、ミャンマー国軍が宣言したのである。そもそも北角氏の拘束が超法規的な不当な行為であったが、解放も国軍の意向だけで超法規的に行われる。 国軍は、ご丁寧にも、国営テレビを通じて、「日政府のミャンマー特別代表の要請を受け、起訴を取り下げ解放する」と説明したという。 その5月13日、国軍の発表を先取りするかのように、笹川陽平・公益財団法人日財団(旧日船舶振興会)会長

    北角氏解放と笹川陽平氏がミャンマー国軍に持つ「パイプ」 : 「平和構築」を専門にする国際関係学者
    gryphon
    gryphon 2021/05/14
    “国軍は、ご丁寧にも、国営テレビを通じて、「笹川陽平ミャンマー国民和解担当日本政府代表の要請を受け、起訴を取り下げ解放する」と説明した”
  • イギリスの混乱を見て、首相解散権について考える : 「平和構築」を専門にする国際関係学者

    「平和構築」を専門にする国際関係学者 篠田英朗(東京外国語大学教授)のブログです。篠田が自分自身で著作・論文に関する情報や、時々の意見・解説を書いています。過去のブログ記事は、転載してくださっている『アゴラ』さんが、一覧をまとめてくださっています。http://agora-web.jp/archives/author/hideakishinoda いま欧州に来ているため、イギリス政治の混乱を間近で感じる。この混乱はブレグジットに関する国民投票から発生したのだが、改めて思うのはむしろ、首相解散権の持つ機能だ。イギリスは、首相から解散権を奪うという実験を行った。そのため失敗しているのだ。 2011年議会任期固定法は、内閣不信任決議に対する解散権行使か、下院の3分の2以上の賛成による自主解散によってしか、議会が解散されないことを定めた。つまり首相から議会の解散権を事実上取り上げた。 2010年の

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    gryphon
    gryphon 2019/10/02
    「イギリスは日本国憲法がモデルとしている国だ。そのイギリスが解散権を変更したことで、どれだけの混乱を経験する羽目になったかは、日本人はよく見ておくべきだ」
  • 白井聡『国体論』の反米主義としてのレーニン主義 : 「平和構築」を専門にする国際政治学者

    「平和構築」を専門にする国際政治学者 篠田英朗(東京外国語大学教授)のブログです。篠田が自分自身で著作・論文に関する情報や、時々の意見・解説を書いています。過去のブログ記事は、転載してくださっている『アゴラ』さんが、一覧をまとめてくださっています。http://agora-web.jp/archives/author/hideakishinoda なお『BLOGOS』さんも時折は転載してくださっていますが、『BLOGOS』さんが拾い上げる一部記事のみだけです。ブログ記事が連続している場合でも『BLOGOS』では途中が掲載されていない場合などもありますので、ご注意ください。 白井聡氏の近刊『国体論:菊と星条旗』は、前著『永続敗戦論』と同様に、特に学術的に新しいという要素はないが、全体が一つの檄文であるかのような力強さを持っている。 日アメリカに支配されている! 対米従属論者に支配されてい

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    gryphon 2018/06/24
    “「お前は奴隷になっている、今すぐ反抗を開始せよ」、と言われて駆り出された人々が、政策目標もないままに現状否定の行動だけに駆られても、あまりいいことはないのではないか”
  • 木村草太教授の『自衛隊と憲法』の問題点(5)「軍事権」学説による「戦前」の肯定 : 「平和構築」を専門にする国際関係学者

    「平和構築」を専門にする国際関係学者 篠田英朗(東京外国語大学教授)のブログです。篠田が自分自身で著作・論文に関する情報や、時々の意見・解説を書いています。過去のブログ記事は、転載してくださっている『アゴラ』さんが、一覧をまとめてくださっています。http://agora-web.jp/archives/author/hideakishinoda 「軍事権のカテゴリカルな消去」は、憲法学者・木村草太教授の誇るオリジナルな学説だ。着想は、石川健治・東京大学法学部教授の言説から得ているようだ。だが石川教授の論説は、思想的な概念を使いながら色々と評論しているだけだ。とても真面目な憲法学説を展開するものには見えない(石川健治「軍隊と憲法」水島朝穂『立憲的ダイナミズム』[2014年]所収、石川健治「前衛への衝迫と正統からの離脱」[1997年])。 しかし木村教授は、「軍事権のカテゴリカルな消去」を、

    木村草太教授の『自衛隊と憲法』の問題点(5)「軍事権」学説による「戦前」の肯定 : 「平和構築」を専門にする国際関係学者
    gryphon
    gryphon 2018/05/23
    “日本国憲法には「軍」に関する規定がないことを、「軍事権のカテゴリカルな消去」と呼ぶ…しかし木村教授によれば、憲法の「軍事権のカテゴリカルな消去」は、「行政権」である個別的自衛権ならば禁止しない”
  • 金正恩氏は、憲法学者の言うとおりに、まだミサイルを発射するか? : 「平和構築」を専門にする国際関係学者

    「平和構築」を専門にする国際関係学者 篠田英朗(東京外国語大学教授)のブログです。篠田が自分自身で著作・論文に関する情報や、時々の意見・解説を書いています。過去のブログ記事は、転載してくださっている『アゴラ』さんが、一覧をまとめてくださっています。http://agora-web.jp/archives/author/hideakishinoda 石川健次・東京大学法学部教授は、10カ月前、次のように予言していた。 ――――――――― 「安倍政権の支持率が下降すると、必ず絶妙のタイミングで、北朝鮮からミサイルが寸止めの形で発射されてきます。敵対関係というよりはむしろ、お互いがお互いを必要とする、隠れた相互依存関係の存在すら感じられます。」(「石川健治東京大教授に聞く―自衛隊に対する憲法上のコントロールをゼロにする提案だ」『朝日新聞Webronza』2017年7月21日)http://ago

    金正恩氏は、憲法学者の言うとおりに、まだミサイルを発射するか? : 「平和構築」を専門にする国際関係学者
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    gryphon 2018/05/01
    あったなあ…石川健次・東京大学法学部教授は、10カ月前、次のように予言していた。「安倍政権の支持率が下降すると、必ず絶妙のタイミングで、北朝鮮からミサイルが寸止めの形で発射されてきます」
  • 映画『チャーチル』を観て政治家の運命を考える : 「平和構築」を専門にする国際関係学者

    「平和構築」を専門にする国際関係学者 篠田英朗(東京外国語大学教授)のブログです。篠田が自分自身で著作・論文に関する情報や、時々の意見・解説を書いています。過去のブログ記事は、転載してくださっている『アゴラ』さんが、一覧をまとめてくださっています。http://agora-web.jp/archives/author/hideakishinoda 出張に向かう機内で映画『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』を観た。日では公開前のようなので、ネタばれになるようなことは書けないが、その内容は、史実にそったものだ。 以前にこのブログで映画『ダンケルク』の感想を書いたことがあるが、ともに第二次世界大戦初期の様子を描いたものだ。『ダンケルク』が兵士側からの視点で描かれた映画であったとすれば、『チャーチル』は1940年5月に首相に就任したチャーチルを中心に政治状況を描いたものである

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    gryphon 2018/03/05
    “自分自身に機会がないときであっても、常に自分自身を一つの選択肢として提供する覚悟と準備を怠っていない者こそが、望ましい政治家というものだ”
  • 三たび言う。自衛隊は軍隊である。 : 「平和構築」を専門にする国際関係学者

    「平和構築」を専門にする国際関係学者 篠田英朗(東京外国語大学教授)のブログです。篠田が自分自身で著作・論文に関する情報や、時々の意見・解説を書いています。過去のブログ記事は、転載してくださっている『アゴラ』さんが、一覧をまとめてくださっています。http://agora-web.jp/archives/author/hideakishinoda 一人の言論人として気ままにブログを書いているが、真面目に反応していただける方がいらっしゃるとすれば、大変にありがたい。先日、「再度言う。自衛隊は軍隊である。」という記事を書いたところ、弁護士の早川忠孝氏に「篠田氏が何を言っても、自衛隊自衛隊でしかない」という題名の記事を書いていただいた。わざわざ言及していただき、大変に光栄である。 しかも「自衛隊はどこから見ても『軍隊』だ、などと断言されない方がいい」、「篠田氏は、もう少し違った切り口から問題提

    三たび言う。自衛隊は軍隊である。 : 「平和構築」を専門にする国際関係学者
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    gryphon 2018/01/28
    『憲法学会に「国家の自然権」思想がはびこっているのは、私も知っている…大日本帝国憲法時代に、プロイセンに留学した者が憲法学教授になり、ドイツ国法学の観念論こそ世界最先端だと誇っていた時代…の名残』
  • リベラル改憲派・枝野幸男代表と、長谷部恭男教授のダブルスタンダード ~そして枝野代表を指導した憲法学者・小嶋和司に関する補足~ : 「平和構築」を専門にする国際関係学者

    「平和構築」を専門にする国際関係学者 篠田英朗(東京外国語大学教授)のブログです。篠田が自分自身で著作・論文に関する情報や、時々の意見・解説を書いています。過去のブログ記事は、転載してくださっている『アゴラ』さんが、一覧をまとめてくださっています。http://agora-web.jp/archives/author/hideakishinoda 最近、枝野幸男・立憲民主党代表が、「改憲派」であったことが、少しずつ話題になっているようだ。衆議院選挙の中で、リベラル=護憲派のイメージで立憲民主党は「躍進」したことになっているが、枝野代表自身は、自分を「保守」だと自称している。枝野代表が「第三の道」なる改憲案を公表したのは、わずか4年前のことだ。保守を自認する小林よしのり氏が、衆議院選挙中から、一貫して「保守/改憲派」の枝野代表を応援し、選挙後も支援を繰り返し表明していることは、真面目に受け止

    リベラル改憲派・枝野幸男代表と、長谷部恭男教授のダブルスタンダード ~そして枝野代表を指導した憲法学者・小嶋和司に関する補足~ : 「平和構築」を専門にする国際関係学者
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    gryphon 2017/11/07
    「今、私が指摘しているのは、アベはダメだが、枝野なら良い、と言った話を、憲法学者が憲法学者の権威を利用して世間に広めようとしているのではないか、ということだ」
  • 憲法学者は対北朝鮮政策の研究を急いでほしい : 「平和構築」を専門にする国際政治学者

    「平和構築」を専門にする国際政治学者 篠田英朗(東京外国語大学教授)のブログです。篠田が自分自身で著作・論文に関する情報や、時々の意見・解説を書いています。過去のブログ記事は、転載してくださっている『アゴラ』さんが、一覧をまとめてくださっています。http://agora-web.jp/archives/author/hideakishinoda なお『BLOGOS』さんも時折は転載してくださっていますが、『BLOGOS』さんが拾い上げる一部記事のみだけです。ブログ記事が連続している場合でも『BLOGOS』では途中が掲載されていない場合などもありますので、ご注意ください。 北朝鮮の危機をめぐり、2015年安保法制を適用する議論が確認されている。先日は、小野寺防衛相の発言に関連させて、阪田雅弘・元内閣法制局長官についてブログ記事を書いた。http://agora-web.jp/archive

    憲法学者は対北朝鮮政策の研究を急いでほしい : 「平和構築」を専門にする国際政治学者
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    gryphon 2017/08/17
    「ただし長谷部教授は、まだましである。石川健治教授は、何と言っているか。」
  • 『ほんとうの憲法』を通じて考える東大法学部系の憲法学の伝統 : 「平和構築」を専門にする国際関係学者

    「平和構築」を専門にする国際関係学者 篠田英朗(東京外国語大学教授)のブログです。篠田が自分自身で著作・論文に関する情報や、時々の意見・解説を書いています。過去のブログ記事は、転載してくださっている『アゴラ』さんが、一覧をまとめてくださっています。http://agora-web.jp/archives/author/hideakishinoda 拙著『ほんとうの憲法』が7月5日付で公刊された。https://www.amazon.co.jp/%E3%81%BB%E3%82%93%E3%81%A8%E3%81%86%E3%81%AE%E6%86%B2%E6%B3%95-%E6%88%A6%E5%BE%8C%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%86%B2%E6%B3%95%E5%AD%A6%E6%89%B9%E5%88%A4-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E6

    『ほんとうの憲法』を通じて考える東大法学部系の憲法学の伝統 : 「平和構築」を専門にする国際関係学者
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    gryphon 2017/08/10
    “高校の教科書の執筆委員や一般職の公務員試験の試験委員などをやって…感じたのは、社会的権力というべきものの強さ…「国際政治学界ではもう最近ではこうなっている」と言っても教科書を作り変えることは難しい”
  • 石川健治教授の「ウグイスの巣」としての「抵抗の憲法学」 : 「平和構築」を専門にする国際政治学者

    「平和構築」を専門にする国際政治学者 篠田英朗(東京外国語大学教授)のブログです。篠田が自分自身で著作・論文に関する情報や、時々の意見・解説を書いています。過去のブログ記事は、転載してくださっている『アゴラ』さんが、一覧をまとめてくださっています。http://agora-web.jp/archives/author/hideakishinoda なお『BLOGOS』さんも時折は転載してくださっていますが、『BLOGOS』さんが拾い上げる一部記事のみだけです。ブログ記事が連続している場合でも『BLOGOS』では途中が掲載されていない場合などもありますので、ご注意ください。 前回のブログで、自衛権を正当防衛のように理解する「国内的類推」の陥穽についてふれた。 http://agora-web.jp/archives/2027289.html そこで思い出すのは、石川 健治・東京大学法学研究科

    石川健治教授の「ウグイスの巣」としての「抵抗の憲法学」 : 「平和構築」を専門にする国際政治学者
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    gryphon 2017/08/10
    『……石川教授は、必ずしも自衛隊は違憲だとは言わない。しかし違憲であるかのような状態においておくことによって「統治権のコントロール」が果たされるので、改憲してはいけないのだという』
  • 長谷部恭男教授の「法律家共同体」=「芸人」認定協会としての「抵抗の憲法学」 : 「平和構築」を専門にする国際政治学者

    「平和構築」を専門にする国際政治学者 篠田英朗(東京外国語大学教授)のブログです。篠田が自分自身で著作・論文に関する情報や、時々の意見・解説を書いています。過去のブログ記事は、転載してくださっている『アゴラ』さんが、一覧をまとめてくださっています。http://agora-web.jp/archives/author/hideakishinoda なお『BLOGOS』さんも時折は転載してくださっていますが、『BLOGOS』さんが拾い上げる一部記事のみだけです。ブログ記事が連続している場合でも『BLOGOS』では途中が掲載されていない場合などもありますので、ご注意ください。 今年は、海外にいるので、8月6日に広島に行くことができなかった。私は広島大学に10年以上勤めたので、広島には思い入れがある。長い間、転任の誘いも全て断って、広島に居座ったのは、単純に広島が好きだったからだ。 ところで広島

    長谷部恭男教授の「法律家共同体」=「芸人」認定協会としての「抵抗の憲法学」 : 「平和構築」を専門にする国際政治学者
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    gryphon 2017/08/10
    “私は、今後も機会があれば、「長谷部教授の法律家共同体」の問題性を論じ続けていくだろう。 長谷部教授に反応してもらいたいからではない。「法律家共同体」に入れてもらいたいからでもない”
  • 木村草太教授の「将棋」としての「抵抗の憲法学」 : 「平和構築」を専門にする国際関係学者

    「平和構築」を専門にする国際関係学者 篠田英朗(東京外国語大学教授)のブログです。篠田が自分自身で著作・論文に関する情報や、時々の意見・解説を書いています。過去のブログ記事は、転載してくださっている『アゴラ』さんが、一覧をまとめてくださっています。http://agora-web.jp/archives/author/hideakishinoda 昨日、読売・吉野作造賞の受賞式を開催していただいた。学者には申し訳ない華やかな会となり、関係者・出席者の皆様にあらためて厚く御礼申し上げる。 受賞作『集団的自衛権の思想史』は、集団的自衛権が違憲だという議論は、ドイツ国法学の影響が色濃い東大法学部系「抵抗の憲法学」の伝統に基づくものだ、と論じた。しかも沖縄返還にあたって政府が違憲だとし始めたにすぎない高度経済成長期・冷戦構造の産物だ、とも論じた。 たとえば、首都大学東京の木村草太教授は、自衛権は憲

    木村草太教授の「将棋」としての「抵抗の憲法学」 : 「平和構築」を専門にする国際関係学者
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    gryphon 2017/08/10
    “木村教授の発想は、本来は自然人の権利である幸福追求権を、法人としての国家が集合的にのみ適用するものだと考えている点で、根本的な錯誤を内包している。”
  • 自衛隊南スーダン派遣をめぐる「ポスト事実」言説に対する検証 : 「平和構築」を専門にする国際政治学者

    「平和構築」を専門にする国際政治学者 篠田英朗(東京外国語大学教授)のブログです。篠田が自分自身で著作・論文に関する情報や、時々の意見・解説を書いています。過去のブログ記事は、転載してくださっている『アゴラ』さんが、一覧をまとめてくださっています。http://agora-web.jp/archives/author/hideakishinoda なお『BLOGOS』さんも時折は転載してくださっていますが、『BLOGOS』さんが拾い上げる一部記事のみだけです。ブログ記事が連続している場合でも『BLOGOS』では途中が掲載されていない場合などもありますので、ご注意ください。 英国国民投票や米国大統領選における「ポピュリスト」の台頭をめぐり、嘘が事実のように語られる現象を指す「ポスト真実(post-truth)」という言葉が、流行語となった。日でも、政権を批判するなら何でも許される、という勢

    自衛隊南スーダン派遣をめぐる「ポスト事実」言説に対する検証 : 「平和構築」を専門にする国際政治学者
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    gryphon 2017/03/14
    『要するに現代国際法における武力行使の一般的禁止で「交戦権」の余地は消滅したが、憲章51条の自衛権は例外として合法だ、と言うのと同じである』
  • 自衛隊の南スーダンからの撤収について : 「平和構築」を専門にする国際政治学者

    「平和構築」を専門にする国際政治学者 篠田英朗(東京外国語大学教授)のブログです。篠田が自分自身で著作・論文に関する情報や、時々の意見・解説を書いています。過去のブログ記事は、転載してくださっている『アゴラ』さんが、一覧をまとめてくださっています。http://agora-web.jp/archives/author/hideakishinoda なお『BLOGOS』さんも時折は転載してくださっていますが、『BLOGOS』さんが拾い上げる一部記事のみだけです。ブログ記事が連続している場合でも『BLOGOS』では途中が掲載されていない場合などもありますので、ご注意ください。 南スーダンからの自衛隊の撤収が決まった。日政府として国連PKOに行っている唯一の貢献であっただけに、私個人の思いとしては、大変に残念だ。 私の専門は平和構築活動であり、私個人としては、国際平和活動に従事している方々に敬

    自衛隊の南スーダンからの撤収について : 「平和構築」を専門にする国際政治学者
    gryphon
    gryphon 2017/03/11
    自分はこういう撤退論を過去にかいた http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20160921/p1 http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20161115/p2 まさに「不作為での犠牲が、南スーダンに出る可能性を高める」ことは認める。認めたうえで撤退すべきと思う
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