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  • 三井の番頭 - 遼東の豕

    昨日、久しぶりにBOOKOFF巡りがしたくなって旅に出た。旅のお供は司馬遼太郎の講演会のCDである。司馬さんの声を聴きながら運転をしていると、渋滞にもイライラしないからありがたい。 どこを聴いていてもためになるのだが、その中でもとくに「経済感覚に優れた幕末の先覚者」のフレーズがおもしろかった。越後長岡藩の家老である河井継之助のエピソードを開陳される。小説『峠』では、前半の「備中松山」の章であろう。 継之助が藩を建て直さなければならなかった。このための経済学を学ぶ必要がある。その師を求めて全国をくまなく歩いている。だが、なかなかこれぞという師に巡り会わない。ようよう10年目にして、備中松山(岡山県)で山田方谷に出会った。方谷、備中松山藩を建て直した経済学者である。継之助が方谷の下にあること8カ月だった。わずかな期間で継之助は方谷から多くのことを学び身につけていく。 継之助という男は駻馬である

    三井の番頭 - 遼東の豕
    gryphon
    gryphon 2014/08/04
    togetter用資料 この話題で思い出した連想話→“「先生のような人なら三井の番頭が務まりますね… 士農工商の身分制度が存続している封建社会の時代に、「三井の番頭」という身分でいえば最下層の職を当てて褒めた。”
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