この展覧会では、現代作家8人の表現を「風景」を切り口に読み解きご紹介します。 本展でとりあげる風景表現は、断片的で、どことなく軽く、ゆるい。 ささやかで、流動的であるといった点が特徴といえます。 私たちはいま、共有できるコミュニティー、フィールド、理念、理想が成り立ちにくい時代に生きています。 個々に多様な背景と内面を持ったわたしと、そのわたしを取り巻く複雑な外界(ソトガワ)とのかかわり方を、この断片的でゆるい風景は、映し出しているようです。 絵画だけでなく、写真、映像、インスタレーション作品を交えてご紹介します。 「風景」をコレクションの柱とする美術館が選んだ、時代の感性との出会いをお楽しみください。 トークやレクチャーも開催します。詳しくはHPをご覧下さい。
2008年に当館のコレクションに加わった草間彌生の《水上の蛍》は、鏡で囲まれた3次元の中に入って、空間全体を鑑賞する作品です。 一見、倉庫のような無愛想な構造物の扉を開けると、暗闇の中でまばゆいばかりに輝く無数の電飾の光が、目に飛び込んできます。足元に伸びる通路をたどって部屋の中まで進むと、頭上に吊り下げられた150灯の電飾の光が、壁や天井の鏡面と、足元で揺れる水面に映りこんで、現実空間だけでなく、虚構空間の中で無限に増殖して行くようにも見えます。 《水上の蛍》は、全部で3バージョン作られており、日本では、静岡県立美術館でのみご覧いただけます。 [画像:「水上の蛍」、2000年、鏡、金属、電球、木、アクリル板、水]
モーリス・ルイスは、1912年にアメリカの首都ワシントンD.C.に程近い港町ボルチモアに生まれました。地元の美術学校を卒業後、一時はニューヨークで活動しましたが、31歳で地元に戻ってからは、主にワシントンD.C.を制作の拠点としてきました。絵画講師のかたわら、自宅の小さなダイニングルームをアトリエとし、妻が仕事で外出している時間を、ひとり黙々と絵画制作に費やしたのです。 物静かで内向的、しかし創作に対する熱意を人一倍秘めていたルイスは、ポロックやロスコら同時代の画家が活躍するニューヨークとはあえて距離を置き、淡々と独自のスタイルを摸索しました。そんなルイスが、その後の美術の流れを変えることとなる画期的な作品を描き始めたのは1954年、41歳の時でした。それらは人の背丈をはるかに超える大きなカンヴァスに、薄めた絵具を幾層にも流し重ねた抽象画でした。まるで美しい染物のように、絵具がカンヴァスに
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演劇 2011年7月23日(土)〜8月9日(火) 毛皮族の軽演劇2011「滑稽を好みて人を笑わすことを業とす」 飛行機旅行にも耐えうる精度の高い演劇を求めて。 2006年にA演目から始まったリトルモア地下での軽演劇、今回はS~V演目の新作4演目を上演します。シリーズも5期目を迎え、笑いを業とす?軽演劇職人こと毛皮族共が躍動する鮮烈の喜劇の数々をどうぞお見逃しなく。 尚、この軽演劇シリーズは次期Z演目への到達を以て一旦終了しますので、未体験の方は今の内に。あなたの心のエアポケットにいざ軽演劇。 ■作・演出:江本純子 ■出演 江本純子 町田マリー 柿丸美智恵 羽鳥名美子 高野ゆらこ 延増静美 金子清文 吉牟田眞奈(THE SHAMPOO HAT)ほか ※出演者は演目ごとによって異なります。 ■演目 演目S 【問題劇】 「語りのゴミ」 そんなにいっぱい持っていてどうするの? 「もの」に埋もれ
私たちにとって、時間の流れは一定ではありません。そして、その時間の流れは精神状態と密接に関わっているものです。精神状態の変化と共に速くなったり遅くなったり、伸びたり縮んだりすることもあります。作家は今回、様々な捉えられ方をする「時間」に注目し展示を行います。 写真は時間のある一瞬を選択して凍結させたものです。写真を ベースに考える作家にとって、そんな一瞬がつながって生まれた「時間」が映像作品です。それは一本の安定した流れではなく「途切 れ途切れの連続体」と言えるでしょう。 本展では、これまで断続的に制作してきた映像作品の中から、未発表の作品を含め、同時期にフランスで開催されるパリフォトの出品作などを展示します。また、プロジェクターやテレビモニターを用いて、空間のインスタレーションを試みる初めての展示となります。作家の表現の幅を広げる展示となるでしょう。 なまめかしさと優しさが共存する作家独
フォトグラムなど、カメラを用いない写真作品を数多く制作してきた作家さんですが、雪景色を撮影したネガを引き伸したイメージをご覧頂こうと思います。 2006年に、「流転」というシリーズを紹介致しました。この作品は、絨毯を掃除する粘着テープを使用後、その剥離紙に付着した埃や塵をそのまま引き伸ばし機にかけた、黒い画面に無数の塵が舞う、宇宙空間を思わせるイメージでした。今作は「流転」のトーンを反転させたような印象を持ちました。 よく見ると、そうではなく、雪の表面を撮影したネガから引き伸した写真でした。 雪の写真をプリントするのは難しい。まばゆいくらいの白い輝きを出そうとすると、質感のないただの白い紙になってしまうし、行き過ぎてしまうと、汚れたグレーになり、その繊細な表情を印画紙に定着する事が出来ない。しばらく見ていたら西村さんは、雪のトーンを出そうとしているのではなく、そこに落ちている小枝や、落ち葉
四谷にあるフォトギャラリー"Roonee247Photography" ギャラリーからのお知らせなど。 2008年11月4日(火)〜9日(日) 11:00〜19:00 最終日〜16:00 会期中無休 会場:ルーニィ・247フォトグラフィー 東京都新宿区四谷4-11 みすずビル1F TEL/FAX 03-3341-8118 ギャラリー企画として、西村陽一郎の新作をご覧頂きます。 フォトグラムなど、カメラを用いない写真作品を数多く制作してきた作家さんですが、雪景色を撮影したネガを引き伸したイメージをご覧頂こうと思います。 2006年に、「流転」というシリーズを紹介致しました。この作品は、絨毯を掃除する粘着テープを使用後、その剥離紙に付着した埃や塵をそのまま引き伸ばし機にかけた、黒い画面に無数の塵が舞う、宇宙空間を思わせるイメージでした。今作は「流転」のトーンを反転させたような印象を持ちました。
東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線表参道駅A2出口より徒歩2分、東京メトロ千代田線・副都心線明治神宮前駅5番出口より徒歩4分、JR原宿駅明治神宮口より徒歩10分
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