2010年11月10日のブックマーク (2件)

  • 世界を分裂させる7つの対立軸 米中の不和は数ある衝突の1つにすぎない JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2010年11月9日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 世界の大国の首脳たちが主要20カ国・地域(G20)サミットに集まろうとしている中、開催国の韓国は、G20は「世界の舵取り委員会」になると期待を寄せている。しかし、あまりに多くの手がその舵を握ろうとしているため、大事故を起こさずにG20が存続すれば幸いというのが実際のところだ。 米リーマン・ブラザーズが破綻した直後、世界の指導者たちは一致団結した。フランスのニコラ・サルコジ大統領に至っては、「G20は21世紀の地球規模の統治の予兆となる」と言うほど熱狂していた。 国際紛争の予兆のように見えるG20 ところが最近では、G20はむしろ、21世紀の国際紛争の予兆のように見える。大半の問題の中心には、米中間の緊張がある。ただし、世界中が親米派と親中派に分かれているわけではない。現在、世界を分裂させる軸は、大きく言って7つある。 黒字国vs赤字

  • 台頭するインド:もう1匹の象  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年11月6日号) バラク・オバマ米大統領は、インドの台頭が米国民の雇用にとって良いことだと考えている。この物語には別の面もある。 2008年のニューハンプシャー州での大統領予備選挙の直前、ビル・クリントン氏はついにオバマ陣営に対する憤怒をぶちまけた。バラク・オバマ氏のメッセージは、今まで聞いた中で「最大のおとぎ話」だと切り捨てた(クリントン氏は目を丸くする聴衆を前に、「いい・・・加減・・・にしろ!」と叫んだ)。 そして、オバマ陣営の陰険な策略、中でもヒラリー・クリントン氏を「パンジャブ州選出の上院議員」と表現したことを公然と非難した。 オバマ氏は中間選挙の屈辱から間もない11月5日、経済界から約250人の随行団を引き連れてインドへと飛んだ。国に残した人々に対するオバマ氏のメッセージは、インドは米国の雇用にとって金鉱になり得る、というものだ。 そしてオバマ氏は、イ