天さんと見間違うから
一昔前まではエッセイ漫画というのはやたらその手の才能に恵まれた人によるものか、あるいは平々凡々な毒にも薬にもならないつまらないものしかなかった。 が、ここ数年でジャンルの地殻変動が起きている。 ネット発が増えてきたからだ。 エッセイ漫画は元々わかりやすい意味での画力や構成力を要求するジャンルではない。出版社のほうで「あ、これ面白い」「あ、これネットでウケてる」となったらポンポンとポン菓子のように出版する。 一般人の99%が体験したことのないオリジナルな体験、それのみが求められるジャンルだ。 あまりに安易な出版ハードルのせいで、四コマ以上に魑魅魍魎が蔓延っているというか、頭のおかしさ具合でいけば一頃のマイナーホラー漫画誌といい勝負な煮詰まり具合になってきている。 で、目につくようになったのは「どう考えても描き手のキャラクターが歪んでいる」案件。 エッセイ漫画は8割がカルチャーショック漫画であ
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