大阪府警淀川署は25日、未成年者喫煙禁止法違反の疑いで、大阪市淀川区塚本のたばこ小売店の男性経営者(82)を書類送検した。 調べでは、経営者は7月3日、高校2年の男子生徒(16)に、未成年と知りながらたばこ1箱を販売した疑い。 6月に大阪で成人識別カード「taspo(タスポ)」が導入され、「月の売り上げが250万円から170万円に減ったので、子供にも売った」と話しているという。 同署によると、経営者は6月ごろから中学生や高校生にたばこを販売。たばこを吸っていた中学生から購入先を聞いた教師が同署に連絡した。