【小室被告判決】小室被告に猶予付き判決 懲役3年、実刑を回避 大阪地裁 (1/2ページ) 2009.5.11 11:25 音楽著作権の譲渡を個人投資家の男性に持ちかけて5億円をだまし取ったとして詐欺罪に問われた音楽プロデューサー、小室哲哉被告(50)の判決公判が11日、大阪地裁で開かれた。杉田宗久裁判長は「犯行はあまりにも狡猾(こうかつ)だが、真摯(しんし)に反省し、被害弁償もしている」として、懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役5年)を言い渡した。判決後、杉田裁判長から「まっとうな人生を送ってほしい」と説諭された小室被告は「わかりました。ありがとうございます」と答えた。 杉田裁判長は冒頭で「有罪」とだけ宣告し、量刑を後回しにして判決文を朗読した。認定した事実に続き、量刑理由では、資金繰りに窮する一方で、豪奢(ごうしや)な生活を続けるという小室被告の生活態度を振り返ったうえで、「犯行の動機に