埼玉県のとある住宅街に、ちょっと不思議な新しい道路が存在します。車道4車線の近代的な道ですが、たった120mで途切れ、前後には車両が通行できないよう柵もしてあります。何のために造られたのでしょうか。 まだ車両は走らない 完成後をイメージするための道路 東京の郊外に位置する埼玉県志木市。また農地も多く残る住宅街に、ちょっと不思議な道路が存在します。車道4車線の新しい道路ですが、たった120mほどで途切れてしまううえ、道路の前後には車両が進入できないよう柵がしてあるのです。 中央が謎の4車線道路。埼玉県志木市の住宅街にある。2013年撮影(画像:国土地理院)。 この道路、車線やゼブラ帯など、道路に必要なマーカー類はしっかり引かれています。車道と歩道のあいだには街路樹が植えられ、さらに歩道は自転車の通行エリアがカラー舗装や看板で区分けされています。一見して工事中の道路とは思えないほど造り込まれて